百年の先へ走れ (2) いこいの祭・2

なにやら都心部(大阪市内)方面は随分と大雨降ったりガンガン雷鳴ったりしていたようだが、当家エリアではさらっと降った程度。そもそも夏のスコールみたいな降り方って、昔はなかったような気がするんだよなぁ。
では引き続き阪堺のイベントから。

普段入れない車庫内へせっかく入っているのだから、見学可能なエリアはくまなく回ってしまおう。

やたら味のある消火栓を境に、立入禁止のテープが張ってある。その奥には明らかに引退済の車両。

どう観ても京都出身の 256。現在は基本的に運用が存在しない「東湊折り返し」の幕を出したまま眠っている。もらったはいいものの、結局阪堺の路線には合わず、活躍の場も少ないまま終わったようだ。

さらに奥へ、行けるところまで行ってみる。

トラバーサの手前までが立ち入れる範囲。この感じだと、普段はあまり出番がないのだろうか。

向こう岸の一番はしっこには、不思議なものが2台。TR-1 と TR-2。いずれもトラバーサからの車両出し入れ専用機で、外に出ることはない。どうりで観たことないわけだ。

3年前に廃車となり部品取り目的で置かれている 163 の姿も。

一方、現在の任務は貸切用が主とはいえ、この通りピカピカの 161。愛されてるなぁ。

入れ替え車として余生を送るデト 11 は、ステージとして有効利用されていた。どちらを観ても歴史の長さが伝わってくる。

場内には、入口付近のバス以外にもいろんな物販ブースが出されていた。

自社廃品オークションでは、ちょっと前に廃止になったばかりの住吉公園駅の表示設備が目立つ。

そして近隣各社。同じ市内を走る泉北や大阪市はともかく、阪堺沿線からは遠く離れたモノレールや北大阪急行まで。

と、そんな感じで概ね見学終了。それなりに人は多いながらも、ぶらぶら観て回るにはそんなにストレスもなく気楽なもんだった。

午後もがんばってね、観光部長さん。

せっかくなので、次の電車を待って堺方面へ渡ることにした。すると、渡った早々の大和川で珍客に遭遇。

カオナシさん。停車中ずっとこちらへ手を振っており、車内の注目を一身に集めていた。実は知る人ぞ知る阪堺沿線の有名人(?)で、それこそ路面電車まつりの時などに出没するらしい。あやしい者ではないと言いたげに防犯腕章してるのがうける。多分いい人。

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