高架下の証人たち・東武編 (2) 臨場の体験

「バカ売れした J-POP アルバム」が旦那さんの所蔵品から数枚発掘された。指名買いアーティスト以外でそういうのに自分から手を出すことはなかったので、むしろこれを好機と iTunes につっこむ。ドライブがはかどるね。
さて本日も引き続き東武博物館から。

年代モノの実車の付近には、現役のフラッグシップが鎮座していた。

原色スペーシア。さすがにこっちは実物とはいかないよな。うん。

そのかわりと言っては何だが、コンパートメントの実物大モックアップが置いてあった。モケット等の質感はおそらく本物と変わらない。いかにもバブル期らしい風合いが漂う逸品。

鉄道系展示施設において、よく見かけるのが技術的なコーナー。

低い目線に置かれると実はでかい信号とか、他社でも車庫公開でよく乗車体験をやっている中の人専用車両とか。

これまたよくある、廃車から出たマスコン(本物)にシースルー台車(これも多分本物)を連動させる装置。

しかし、高架化工事の過程を解説する模型は初めて観たわ。まあ確かにどこの私鉄でも重要事業ではあると思うが、それにしてもわざわざ鉄筋まるだしの作りかけ構造物まで再現しちゃうその律儀さ。
なおモデルは「玉ノ井駅」。当博物館がある東向島の旧名だそうで。

その高架には、カメラが埋まっている。そこからの映像を中継するコーナーが2階にあった。

ご丁寧に接近表示つき。

さらには、モニタどころか窓越しに実物が見える覗き穴まで。このひくーい視点で「ガチで営業中の列車走行」を観られるのは画期的。ただ、線路脇ということもあって窓ガラスがだいぶアレなんで、撮らずに鑑賞に徹するのが正しい使い方かと。

他にもあれこれ車両を観たが、それについては次回まとめて。

定番のジオラマには、案の定どーんとそびえるスカイツリー。足元では鈍行から特急までいろいろ走り回っていた。

実物を流用した休憩ポイントらしきものもあったが、これ座ったところでだいぶ衆人環視なところはありますね。

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