高架下の証人たち・西日本編 (1) 世代の変遷

年度末進行もなんとか目処がたってきた…と思いきや、ここで仕様変更。まあ自分の確認漏れもあるんで致し方なし。今週も抜かりなくがんばろう。
さて、突然ですがここで何故か撮影したのに出せていなかったシリーズをいきなり始めてみる。結果として多少タイムリーなお話。

それは13年8月のこと。帰省ついでに寄ったのは、その時点で既に閉館の決まっていた施設だった。

来たる4月6日、つまりあと2週間足らずで歴史に一旦幕を閉じる、交通科学博物館。
基本的に展示物はニュー梅小路へ移すつもりのようだが、どちらにせよ「弁天町の高架下」というロケーションへ訪れるのはこれが最後になる可能性が高い(実際そうなった)。2人とも過去に訪問経験はあったが、せっかくなのでもう一度観ておこう、となった次第。

といっても2度目である。大筋ではあんまり変化ないんですけどね。

マグレブも健在。当時の中の人は、2010年代にまだ営業運転されてないとは思ってなかったかもしれん。

あれ、マグレブ横の壁際の展示がちょっとちがう。こんなとこに 0 系や 100 系はなかったはず。

3次元の物と違ってパネルは入れ替え容易なわけで、しれっと E6 の記述も追加。でも W の扱いがでかいのは譲れません。西だから。

そういや、わたしひとりで以前来た時は閉館時刻が近く、相当駆け足で回ったんだっけ。今度は見落としないようにしっかり観よう。

奥に向かって展示室が1列に並んでいるのは、いかにも高架の構造をそのまま活かした造り。

ちょいと裏に回り込んで、木造客車の雰囲気を味わいに。

こんな風景が現役だった頃は、木の香りとともに煙の香りも濃厚に漂っていたに違いない。

メイン通路を出たり入ったりして進む。

こんなにたくさん並んでるけど、現役なのはもはやトワのみ。ブルトレの時代は遠くなりつつある。

まあここにはもっと遠い時代のものも満載なわけだが。

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