さくらさくら ’09 伊吹スカイブルー編

春の18きっぷ終了。時を同じくして、桜強化週間もぼちぼちファイナルなわけで。締めにふさわしく、びしっと行ってきた。つもり。

ここ数日撮りまくってきたように見えて、まだ1枚もなかったシチュエーションがひとつ。
ソメイヨシノと500、一緒に撮ってなくないすか。
富士は見頃に程遠かったし、幸田は枝垂れやし。東日本に行くほどの予算ないし。つまり、いよいよ伊吹山の出番ってこと。よし行こう。

その前に(またそのパターンか)。思い残したまま終わるのは気持ち悪いので、やっぱり幸田に寄ってくことにした。寄り道の方が家から遠い件はつっこまないように。

今度はちゃんと 6A 成功したよ! いわば教科書通りの絵だが、自分にとって最初で最後なら価値はある。
風が吹く。背後から花吹雪。葉桜が目立ち始めた周囲の木々。たった3日で随分散るものだ。先日はベストタイミングやったらしい。

さて。18きっぱーらしく地道に移動して、本題の近江長岡。

田んぼの方へてくてく行くと、ど定番の位置に同業さん複数。そことは違う構図で、なおかつ邪魔にならない所を探して、歩道の脇に三脚セット。
歩道なので人が通る。1本前に地元の方がゆっくり現れた時は動揺したわー。そんなプチ波乱もありつつ、まずは 29A。

伊吹山と桜の迫力比べ。せっかくなので菜の花とタンポポも入れてみた。惜しむらくは、暖かいを通り越して暑かったもんで、陽炎大量発生で車体が揺らいじゃったこと。ってそれが一番問題なんじゃ…。

撮ったら素早く移動。去年来た桜の近くに立つと、また違う感じの絵になる。緑の田畑を背景に、いい枝があったのでそこに決定。
田園地帯特有のにおいと虫の羽音の中、待つこと数十分。

今度は 28A の出番。後追いとどっちを出すか迷ったけど、全体的なバランスがよかった方を載せてみる。空も緑も花びらも、みんなまぶしかった。暑い暑いと言いながら耐えた甲斐はあったと思う。


近隣の観光地で開花傾向をつかみ、3日前に車窓で満開を確認してから来たので、実に申し分ない咲き具合。18期間に晴天と満開が揃わなかった去年の無念も晴らすことができて、青空もいっそう美しい。
あと、ダイヤ改正で東京は寂しくなったけど、かわりに近畿周辺での効率が飛躍的に上がったのを改めて実感。わたしにとってはこれで良かったのかも。

以上、今年の桜コラボ大会はこれにて閉幕。ここまで各地飛び回れる年は多分もうないだろうから、貴重な春になりそう。

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