実録・おひとり様物語 奔走編 (1) たのしくやさしく

あぁ、5月3日か。どうりでさっきから走り回る車がアレなわけだ。

ここからは例によってライブ以外のまとめ開始。そのライブ後に急遽今日の用事が決まったので、このあと出るよ。4日は死なない程度に遠出予定。

よほどきっぷが取れない状況でない限り、最低でも片道は必ず500を選んでしまう。今回は臨時便があるので往復行けるかも。
という、例によっての往路 6A。しかし13号車などというところを割り振られたので、品川から頑張る。ひたすら進行方向と逆に車内を進んで、3号車の博多寄り出口まで来れた。

あ、今日は W2 やったんやね。入る時観てなかった。女性車掌さんの立ち姿が凛々しくてよい。

向こうに東北系の車両も並んで、なんだかカラフル。
そして此処で待つ。同じように待つ人がやたら多い。ちらっと数えただけでも20人は下らない。連休中とはいえ一応平日なんやけどなぁ。

とかなんとか考えつつ、構える場所を検討していたら、2人くらい隣のおっさんに話しかけられた。
「あの、何を撮られますか」
んなもん此処にいる全員どう観ても500狙いに決まってるやろ。とりあえず穏やかに返答。すると、
「どこらへんまで出ますか」
えーっと…別に考えてなかったけど、まぁ…このへん?
「あ、そこだったら大丈夫です。それより前に出ちゃうと後ろの人が泣けるんで、すみませんけどよろしくお願いします」
あーはいはいそういうことね! だったら最後の一文で事足りると思うのだが。ま、譲り合いはお互いさまなので。手すりを支えにするのはやめて、手持ちでがんばる。

品川方を振り返る。ヘッドライトが光る。きた!


なにげに近頃は金曜日恒例になりつつあったらしい、9170A 担当。前回観たとき逆光気味だったから、今度は順光側で観たかったんだよ。下のが微妙に押し遅れたが、一応撮れて満足。
…だがしかし、いみじくも上の写真が、先程の「前に出ると他人が泣ける」を見事に証明しているのであった。全員が譲り合うって難しいね。

さっきのおっさんが、「ありがとうございました」と言って去っていった。
落ち着いて観たら、後から来たのは W1 だった。ほくろ(黒丸のセンサー)つき2本の並びは初めて観れたかも。ちょっと嬉しい。

お友達からありがたくチケットを譲り受け(勿論お代は忘れず支払って)、乗り換えた上野の駅ナカでパスタをいただいてから、今回3泊する宿へ向かう。昨年秋分以来の御茶ノ水。安さと小綺麗さが両立した宿って、いまんとこ此処か赤羽くらいかなぁと。
ただ、チェックインは15時から。東京の乗り換え改札をくぐった時刻(12時半過ぎ)を考慮して、14時半に下車したのはいいが、ひまだ。さてどうしよう。

と、交差点の上を中央線の快速が。振り返ると、ちょうど見頃のつつじ。
よーし。

これじゃ主役がつつじにしか見えないわけだが。
とはいえ、こういうお手軽なことで、いとも簡単に十数分つぶせるって便利だ。

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