さくらさくら ’12 in Tokyo (3) 花と曇天

昨日の雨でもう全部散ったかと思いきや、うちの近所の木はみんな余裕で残ってた。まだ満開になりきってなかったのが幸いしたっぽい。都内はもう散っちゃったのかな。
さて、花見大会初日の東急編ラスト。

今度は中目黒で下車。ところが、この駅がおそろしいほどごった返しており、駅員さんが「みんな全然言うこと聴いてくれないっス」と同僚さんに思わず愚痴をこぼす程の人大杉状態。ただでさえキャパがないのに、工事中なのが輪をかけたっぽい。中の人おつかれさまです。

というわけで目黒川である。
最初線路の北側に回ったら、距離をおくと桜が多すぎて電車が見えず、かといって近づくとあまり見えず。で、南側の2本目の橋の上へ。

このボリューム感、なんとなく夙川を思い出した。

しかしそれよりも大問題がひとつ。昼を回った頃から急速に天気が悪化、ものの見事などんより空になってしまった。これで晴れてりゃ最高だったんだけどなぁ。もうがっかりだよ。

MM 線の青成分をちょっと空に分けたい。
この橋の上は老若男女問わず撮影スポットとして大変賑わっていた。桜の見ごたえも然る事ながら、再開発に伴ってランチできる店が大幅に増加したのも一因だろうか。それでもどの店も非常に混み合っていた。旗の台で昼食を済ませようと旦那さんが決めたのは、そういう理由もあったようだ。

この天気なので余程ここで帰ろうかとも考えたのだが、せっかく都内まで出てきたというもったいない根性が発動したので、既に元をとりきっていた18きっぷの最後の1回分を取り出して王子に移動した。

まあ俯瞰しちゃえば天気とか関係ないしー。

予想通り壮観な咲きっぷりの王子公園を横目に、ながーい貨物が行く。

E5 は我々が着く直前に通過したようなので、そこはまた来年の課題としよう。

せっかくなんで、北側も展望。…おや? あっちも綺麗やねぇ。

歩いて行けそうな気がしたので、ついでに寄ってみる。
前から存在だけは認識していた、日本製紙物流の引き込み線。後で地図を確認したらどう観ても東十条の方が近いけど、王子からでもいい散歩になるレベルだった。

土曜日で休業なのか、閉じられた門の向こうで、コキたちが静かに花見していた。

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