彼岸の里と北辰の星 (2) 中央は静穏に

ちょっと高めの、毎朝食べてるヨーグルト。いつものスーパーでごくたまに安売りしてくれるのだが、久々にそのターンが来たようだ。いそいそと大量購入。今週限りなんで、週末また買うかな。
さて引き続き昨秋ののせでんから。

阪急乗り入れ列車を除けば、同社の縄張りは比較的小規模。本線1本に支線が1本、以上。その支線が、日生中央のためだけにある日生線。

余談だが、どの駅も周辺風景をイメージさせるイラスト入りの凝った駅名標を備えている。多分ナンバリング導入でデザインし直したと思うんだけど、メイン部分の表記が中央寄せじゃないのって珍しいね。フォントもすごく線が細いものを使ってるし。

たとえ乗り放題きっぷでも、終点まで乗ったら一度は外に出るのが当家の乗り鉄ルール。よってとりあえず改札外に出てみた。

やたら広い。そして、連休中だからか人口密度が超低い。左側はサピエという商業施設のはずだが、一見すると採算が心配になるレベル。まあ来る時は来るんだろう、多分。

その名の通り日生ニュータウンの中央付近にある駅。実際どんな場所なのかは、ある意味以前から気になっていた。いや、別に住む気だったわけではなく。大阪で勤めていた頃、ニュータウンのとある分譲住宅のサイトを作ったことがありましてね。なるほど、あの物件はこんなとこにあったのか。一応梅田まで直通の特急(これが日生エクスプレス)あるけど。

せっかくなので、バスやタクシーのロータリーがある方にも行ってみる。

この建物は日生中央センタービル。「中央センター」につっこんだら負けか、てのはさておき、確かにコレも支給素材の写真で観たことあるわ。

広い空間をゆったりと阪急バスが回っていく。

よくよく観ると奥に電気屋。住民の買い物などの日常生活は、今は駅よりロードサイドが主流かもしれんな、という気がなんとなくする。

サピエにいくつか飲食店が入っていたので、そのうちの1軒に入って昼食を済ませておく。ここで腹ごしらえしておいて、午後からの長丁場を乗り切る作戦。で、駅に戻る。

しかし、さすがは70年代の物件。デザインテイストからそこはかとなく漂う昭和感。

ホームに降りたら、さっきの復刻車がまた待っていた。いつの間にか往復していたようだ。阪急車より一段濃い色の木目が、空間の落ち着きをいっそう強める。

四季の写真を鑑賞しつつ、山下に引き返した。旅はここからが正念場。

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