欧羅巴行進曲 (34) 第三楽章/Wien Hauptbahnhof : 2

冷えるけどエアコンほどじゃないのでストーブつける。が、このストーブそろそろヤバそうなんですよねぇ。てことで、近日中にヨドへ現物チェックに行く予定。観るだけ観てオンラインで買うというアレ。
さて引き続きウィーンの中央駅で見物とかなんとか。

このホームがすごいんすよ。主に屋根。

昔のポリゴン CG みたく斜線ばかりで組み上げられた大屋根。でかい天窓が光を取り込み、さらにパキパキ感を増幅させている。そして視覚的に受ける迫力と相反するような、屋根本体と比較すると華奢にすら見える柱。なんつーか、地震国ニッポンではまず出てこないデザイン。どこぞの競技場屋根問題を思い出したわ。

と、見た目のインパクトはかなりのもんだが、駅としての基本機能はしっかりしている。

発車案内は全番線分確認できるし、案内ピクトも充実。ただし駅名標で左右矢印とともに書いてある文字列は、隣駅名ではなく出口に近い通りの名前。地下鉄でも最初それがわからんで混乱した。

ウィーン近郊ざっくり路線図。U-Bahn や S-Bahn への乗り換えポイントもだいたいわかる。

地味に便利だと思ったのが列車ごとの編成案内。日本だと東の新幹線が似た表示を出してるが、こちらはさらに細かい。おおよその停止位置と車両の等級のみならず、車内設備や食堂車(いいなぁ…)の位置、進行方向まで細かく表示。列車によっては、途中増解結で行き先が異なる場合にも対応できるようだ。

そういや西駅でもそうだったが、意外とホームが低い。

たぶん近郊用の低床車を考慮したんだろうな。結果、長距離列車は軒並みガツンと段差あり。

そろそろ時間だな。上記の編成案内にもバッチリ載っていたが、ちょうど ICE が来るところだったので、先頭付近で待ち受けることにした。

おぉ〜。当たり前だが実物を観るのは生まれて初めて。ICE 初の動力分散型となった ICE T である。

そして今更言うまでもないが、かのノイマイスター氏の作品でもある。500 系でいろいろお世話になった当家にとっては、そういう意味でも一度観ておきたかった車両。

こう見えても90年代の車両なので、LED の仕様はちょい前のもの。

へぇ、空港発なのか。昨年 ICE の発着を西駅からこちらへ変更したついでに、空港にも行くようになったらしい。
と、そうこうするうちに発車準備は進む。

なんか先頭車のドア付近で長電話してるおっちゃんがいるなーと思ったら、業務連絡してる乗務員さんだった。こりゃ失礼しました。

フランクフルトへ向けて、いざ出発。最後尾がカーブの奥へ消えるまで見送った。

しかし、かっこいい駅だが編成撮りには向かんなぁ。

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