異邦人、香港へ行く (24) 港鉄電車

2月のチケ確保はいいニュース。一昨日出された A 薬で副作用が出て医者に駆け込み、投与実績のある B 薬に変えてもらったところ、別の副作用が出たのはいまいちなニュース。ま、B 薬の対策法は知ってるんで、なんとか乗り切りますわ。
で、香港ですが、ここまで結構乗ってるのにほぼノータッチだった路線について。

現地で真っ先に入手した機場快線旅遊票(Airport Express Travel Pass)には、主要ホテルまでの無料バス以外にもうひとつ大きなメリットがあった。
なんと、MTR がほぼ全面的に乗り放題。
有効期間は3日間。厳密に言うと初乗りから72時間経過した日の終電まで。カウントは初めて一般路線の駅に入場した段階で始まる。つまり、今回の我々のように「初日は夜の飛行機で到着、エア快と無料バスで宿まで行って終わり」な場合、翌日最初の入場で発動。残り2泊3日でフルに使えることになる。

という特性を事前に把握していたので、2日目の朝から早速利用開始。尖沙咀から金鐘、金鐘から上環など、ちょい乗りで時短効果を大いに発揮した。

ただ、どの駅も大江戸線並みに地下深い。そのせいなのか、駅構内のエスカレーターがとんでもない爆速。みなとみらい横浜駅の高速レーンのさらに倍くらい。地元民はともかく、慣れない人は先に手すりに手を乗せておかないと足をもってかれるレベル。トラム利用者にお年寄りが多いと言われるのは、実はコレに乗れないから、という説が当家では浮上している。

話を3日目のお昼に戻そう。
上環から中環へは MTR なら1駅。トラムでもそう遠くはないのだが、渋滞がひどいとなれば話は別。さっさとワープすることにした。

構内の案内表示は概ねとてもわかりやすい。乗る人は電車の絵の方向へ、降りる人は「出」の1文字。

さすがにこちらは全線制覇などしていないが、一番よく利用した港島線では、駅ごとの色分けに加えてでかでかと筆文字の駅名が記されていた。

乗車すると立ち客いっぱいで混雑していることが多かったが、この時は運良く写真を撮れるくらいの余裕があった。なお、最初の写真でおわかりかと思いますが、地下鉄エリアは基本的に全面ホームドアで駅撮り厳しいっす。

連結部分に扉がないせいか、やたら広々して見える。つり革より柱が多い。

椅子はステンレス。硬さはともかく、座っているとだんだん滑ってくる。日本みたいに長距離通勤しないんだろうなぁ。
次駅案内はドア上の液晶とアナウンスで必要十分。音声は広東語・北京語・英語の順。金鐘=Admiralty の発音が「あどもるてぃ」な感じで、ネイティブが読むとそうなるのかーと細かいところに感心する日本人1名。

というわけで中環到着。

港島線最大の乗り換えポイントで、ピーク時には広い通路がどばっと埋まる。

改札を出てみたら、遊園地のアトラクションかと思うような掲示。こども料金の基準は、年齢だけでなく身長も観るらしい。へぇ。
では地上に出て、次の目的地へ向かおう。

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