神在月の陰陽路 (25) 揺らぐ八雲

こないだ受けた健診の結果が届いた。同じ施設に頼むようになって3回目だが、数値の随所から漂ういつも通り感。高いものは高値安定、低いものも安定。劇的変化がないってことで、まあ良い方に受け止めておこう。
さて秋旅4日目も終盤にさしかかってまいりました。

一畑の駅からそのまま高架沿いにちょっと歩くと、JR のほうの出雲市駅。

比較的新しいながらも構造としてはよくある高架駅の形だが、正面の大屋根のインパクトが全部持ってってる感。

屋根に入って見上げてみた。どうやらこの部分はガチで木造っぽい。両脇に絵が描いてあり、見えてる方はおろち、反対側は白うさぎ。どこまでも大社さんのイメージがほぼすべてな出雲であった。

駅ビルでおみやげを仕入れ、いざホームへ。

こちらが本日最後の乗り物となっております。えぇ、アレですよアレ。

かの有名な「ゆったりやくも」(ロゴ部分を前日に撮っておいた)。
その名を口にすると高確率で「ぐったりやくも」等と返される、伝説の(?)自然振り子車両。広義の振り子車なら経験済だが、やくもタイプは初めて。さてどうなるかね。

余談だが、乗る前にふと妻面を覗いたら「米イモ」。なんかおいしそうね。

以前書いた通り、やくもは車販がない。おやつに加えて飲み物も追加で仕入れ、いざ発車。

そうそう、この近辺に出雲空港がありましてね。ここで颯爽とひこーき登場、ってそんなタイミングよく来ないよねー…と思ったらまさかの離陸。証拠写真にすらなってない気もするが、とにかく JAL 機だったのは間違いない。

宍道湖は、この道中で一番の青さとともに見送ってくれた。

鳥取に入るとすぐ米子。ここで境線と分岐する。鬼太郎列車とかいないかなーと観てみたところ、

砂かけばばあと並走する一コマが実現。このシリーズ、現時点で6本もいるらしい。ノリノリっすね。
その後、伯耆大山から山陰線を離れて南下。

残念ながら完全クリアに大山ビューとはいかなかったが、これでも2日前よりは断然よく見えている。日本有数の名峰をしばらく眺める。大山が見えなくなり、山間に分け入って行く頃からが、やくもの腕の見せどころ。

肝心の乗り心地だが、「ぐったり」することもなく、順調な旅となった。
座席と窓のズレがほとんどない車端近くで、車窓を広々と楽しめたのが幸いしたか。気分転換のおやつが潤沢だったのも好材料か。どうせ電波ないだろうとスマホもろくに触らなかったのが正解か。はたまた、車体傾斜も含めていろんな振り子車に乗ってきた我々にはたいしたことなかったのか。
ただ、自然振り子機構が稼働する瞬間は、ちゃんと認識できるくらいの体感変化が発生していたのもまた確か。

貴重な体験を終えて、無事岡山に到着。強いて言うなら、4日分の疲れがある状態で同じ列車に3時間乗ること自体が疲れたかもしれん。あとは夕飯を済ませてさっさと宿で休むことにした。

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