神在月の陰陽路 (15) 駆ける大蛇・4

健診行ってきた。無事かどうかは後日の結果待ち。ただ、とりあえず明らかに自重が微増傾向にあるんでそこはなんとかしたいところ。ふぅ。
えーとそれはおいといて秋旅3日目、おろち号往路の終盤戦。

出雲坂根と三井野原の間。長めのトンネルを抜けると、一般の観光的に最大の見せ場と思われる「奥出雲おろちループ」の全景を見渡せるポイントにさしかかる。
列車がサービスで徐行を始め、橋の一部が見えてきたと思った、その時。


橋の手前に、もうひとつの橋。この写真だとかなりわかりづらいが、橋の上にもさらにもうひとつ。突然の虹のお出迎えに、俄然沸き立つ車内。ここまでの雨に耐えた意味は、このひとときにあったのかもしれない。

なお、ループというくらいなのでちゃんとループ橋部分もある。確かにおろちっぽい。

三井野原でまた少し客が降りた。ループまで歩いて訪れる人もいるようだ。祖父母に連れられたちっちゃい男の子が、車販の車両模型が気になって気になって仕方なく、降りる間際にちゃっかりゲットするなどの一幕を挟んで、列車はさらに奥へ奥へ。

もうここらになると緑しかない。駅の周りに若干住居の気配を感じる程度。

そして、木次を発ってから実に2時間半近く。

終点の備後落合に到着した。
旦那さんによると、以前のダイヤなら各停の乗り継ぎが可能だったとのことだが、現在そんなものは無し。次にこの先へ向かう列車は2時間程後になるという。無理。

いや、周りなにもないんすよ。駅舎以外。

なにもなさをわかりやすく表現してみた。

ということで、この後しばらくして出るおろち号復路で戻る。
なお、今回の乗車券の往路分は当駅で終了。初日に品川の改札を通過してから、あしかけ3日世話になったきっぷをしまい、ここからは復路分の乗車券で旅を続ける。

あ、そうだ。客車のヘッドマーク、間近で観られるうちに撮っておこう。

通常のと15周年モードの2枚掛けになっているのは今だけ。たまたまとはいえ、ある意味貴重な状態。

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