運び屋たちの集い (1) 門戸を開く

もう梅雨入りかよー。早いよー。こんなこともあろうかと「梅雨向け行き先候補」みたいなのは考えてあるけど、もうちっと爽やかシーズンを楽しみたかった感もあるなぁ。
さてここからは連休終盤、帰省という名の遠征から帰った翌日のお話。

旅の疲れをものともせず(?)我々は都内のあるところへやってきた。

「駅」である。しかし旅客扱いは一切ない。東京貨物ターミナル、つまり貨物専用駅。

これまでずっと「関係者以外立入り禁止」だった、ベールに包まれていた駅。それが今回、開業以来初めて一般公開のイベントを開くということで、千載一遇のチャンスとばかりに参戦してみた次第。
同じように考えた人はとてもとても多かったようで、JR の最寄り駅となる大森ではこちら方面のバスのりばが大人気。並んでいる最中に「別系統もどうぞ」と案内があって、空いてる方のバスをキャッチできたのは幸運だった。

5月5日ということで、「駅舎」の屋上にはこいのぼりも観られた。当然子連れも多数。

あちらが賑わっているのは、正午過ぎのため社員食堂で昼食狙いの人が多かったようだ。うちは朝食が遅かったので、見学終わってからどっかで食べるつもりなので、あの混雑には巻かれなくてすむ。
それにしても、貨物駅とあって構内はやたら広い。エントランスゲートはあちらです、と案内された空気式ゲート(博総とかでよく出してるアレ)へたどりつくだけで2、3分。

しかし、ゲート手前の時点で既に興味を惹くアイテムが多々。当然だけど駅構内図は、旅客用のそれとは完全に別物。「持込締切時間を守りましょう」とか「空コンにも封印環!!」とか、文章もじわじわくる。

さてようやくイベント会場エリアに到着。

初っ端に目を引いたのは、コンテナ。とにかくどのブースもいちいち、コンテナの片面を開放したもの。

事務局すらコンテナ。貨物駅イベントらしさを演出するには最適の大道具だが、晴雨兼用という意味でもやたら実用的。

たまに露天コーナーがあると思ったら、全国各地の貨物駅名等を記したスタンプを押してもらえるというものだった。台紙が有料って仕組みだったかな。うちらはやってないけど、ありえない組み合わせで遊べるものだったとしたら幕回しイベントに近いノリかと。

少し進んだところに、「たから」の復刻 HM をつけた桃太郎さんがいた。

大量にコンテナを従えていたので、それを片っ端から観て回ることにしよう。

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