Review – T.M.Revolution : coordinate / 2003.03.26

結構前に救出してきたこれを今聴こうと思ったきっかけが、ニコ動のガンダム OP 差し替え祭りでダウトラのみならず西川くんがかなり駆り出されていたから、とは大きな声では言えないが事実だ。タイアップって、曲本体が素晴らしいことは大前提として、作品の特性にちゃんと合わせることが一番大事なんだなと思った。
なわけで、中古購入ゆえの今更レビューシリーズ久々にいってみよー。いつものように大幅に大ちゃん視点。

01. ABORT//CLEAR
ポジティブ感漂うアップテンポな一品。ギターが効いてる。このギターポジションは彼の曲ならでは、というかだんだん前に出てきたというか。

02. Out Of Orbit 〜Triple ZERO〜 (phase shift mix)
続けて前向きソング。オリジナルバージョン持ってないからあれだが、随所にアクセント効いたアレンジだね。
てか、これタイアップなかったんだ。サビだけ耳馴染みがあったせいで勘違い。

03. INVOKE -インヴォーク-
種きたー! って本編観たことないが、CM だけは散々耳にしたので、刷り込まれてるのはサビのとこ。でもね。この曲の真骨頂は全部聴かないとわかんないね! サビ終盤やイントロ等で駆け巡るきらびやかで美しい旋律が、全体の疾走感を見事に彩っていると思うわけだよ。特に間奏聴かずして何を聴くのかと。

04. Meteor -ミーティア-
実はオリジナルを今回初めて聴いた。アンカバ版も大傑作だったが、元から素晴らしいんじゃないかもう。ちょっとテンポが速いせいもあるかな、アレンジの厚みの緩急はこっちの方がわかりやすくドラマチックに付けてある感じ。あーそれにつけてもイントロフレーズ最高。サビの後ろにこっそり入ってるのも含めて最高。

05. NEO SPHERE
何かのエンディングテーマにしたいような雰囲気だ。闇をくぐり抜け、新しい世界に踏み出す人に贈りたい力強さを、この曲は持っていると思う。

06. BRIGADE
一部とはいえ、トライバル風味を入れるのは一種の伝統なんだろうか。間奏でも、あえてレトロぽいシンセとの対比が際立ってる。にしても、実際のテンポより相当速く感じる勢い。この編成のままでライブでやったら本気ですごそうだ。

07. Juggling 〜acoustic GTR “turbo” starter〜
あ、なんかアンカバに近いな。要するにシンセの気配がほとんどしないって意味。出だしのアコギからして、ギターメインでやるよという宣言なのかもだし。オリジナルでもこうだったのかな?

08. Tide Moon River
アルバム定番の頭文字曲ね。最小限の音数で大ちゃん流のせつない系にちゃんとなってるのがすごい。要所の押さえ方(シンセの入れ方)が絶妙なのか。

09. BOARDING (phase shift armoured version)
パッド音メインになったリミックス。このウエット感くせになるな。淡々としているようでいて、じわじわと迫って来る感じというか。ひとりの旅立ちというテーマが強調されてる気がする。心当たりのある人は、聴くとき注意した方がいいと思う。今これを冷静に聴ける時期でよかった。

10. INVOKE -インヴォーク- (TV opening version)
バージョン名そのまま、種リプライズ。こういうの観ると、ソニーとして誰に売りたかったのかちょっとわかるね。でも何度聴いてもいいわー。ばしっと終わるのってオリジナルにはない味だし。

11. THUNDERBIRD (version “in the force” )
元はといえば、此処に収録される5年前の曲を掘り出してきてたということに今気づいた。チョイスされた経緯が読めんが、いいものはいいのでよしとする。
そういや、この間奏でウツソロの何か(曲名が浮かばんけど多分 EA)が頭をよぎるのはわたしだけ?

総評:
これ自体なんとなく種っぽいらしい。てかタイトルは種用語だよね? 確かに TV 版収録はわかりやすい戦略だし、西川くんを模したキャラのトレカが入ってたりもした。でもサウンド的には普通にアルバムだよ。ちょっと古い再録(リミックス込)が多いっぽいが、なんせ前作から3年空いてるから仕方ないよね。
と言いつつ、「これが入ってるから買ってよかった」レベルの個人的大ヒットが種系2曲(03と04)ってのはありなのかどうかと。だってさーそこだけ大ちゃんの力の入れ具合が明らかに違うんだもん!

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