Report – access tour 2007 binary engine @ 中野サンプラザ / 2007.07.12

ちょっと遅れたのは京プラのまとめで一気に力尽きたから、というのは秘密です。大宮の宿が第一希望とれたら、荷物は先に送ろうかなと思いました。
そんなこんなで、必要以上に灰になったツアー序盤の記録です。ここまで3公演セトリ変更なし、ってのはネタバレの範囲には入りませんよね? とはいえ、わたし的には初日なんで、しっかり曲目まで残していこうと思います。が、どっちかっていうと神席堪能記録かも。
んで言うまでもありませんが、今回も庭名物(おい)ど長文です。よろしく。

もくじ

さっさと読みたい人用もくじ

Prologue | Chapter 1 | Chapter 2 | Encore | Epilogue

Prologue

新幹線で一気に東京、さらに中央線で一気に新宿、そのまま京プラ直行。ここまでは3月とまるまる一緒です。唯一違うのは、新宿でゆかりんと合流したこと。ってなにげに1年ぶりなんですけど。
一応シングルユースという立場上、チェックインして部屋番号判ってから再合流。くまにおやつをあげて、iTunes で06年カウントダウンの編集版など聴きつつ、だらだらと喋ってました。去年はくまも寝てるばっかりで面白みに欠けましたが(こら)、今度はやんちゃなところを沢山見せれたのではないかと。

本当は買い出し行こうか迷ったんですよ。グッズとして売ってるルミカの寿命がいまいち、と聴いて、だったら事前に100均かなと。しかーし、新宿ないですねそういうの。西新宿だからか。まぁいいや、と会場売りに賭けました。緑茶なんか煎れてすっかりくつろいじゃって、出歩きたくなかっただけかも。
と、そこへ1通の携帯メールが。とーるくんが某いいものを持ってきてくれたのです。いえーい。言ってみるもんですね。じゃあ開演前に観たいよね、てことで、予定を10分ほど前倒しにして託児所へ。後で観たら、その10分は料金に入ってませんでした。助かった。
あとは快速でさくっと中野へ。あ、雨だ。急げ。

併設のカフェで、とーるくん&ごとくんと合流。ロビーのドリンク売場で、皆でルミカを仕入れ、一瞬ひといき。なんかプチオフのようになってまいりました。が、開演も近いのでとりあえずトイレ行って着席…
ってアレをまだ観てないよ! わたし終演後時間あるかわかんないから今観なきゃ! …えぇ、電話で席番確認して見せてもらいに行きましたよ。ありがとう〜。あ、うちら今日あのへんなのよ。上から観とく。みたいな。

そして直前アナウンスの中、ようやく席に着きました。ルミカスタンバイぱきぱき。
やー、座席表観て「距離的には5列め相当」て判ってましたが、やっぱ近いっすね! 機材名がまる見えな辺り、座間のときと同じくらいの感じです。今度は上手寄り。さて、大ちゃんとヒロどっちが当たりかな? そのときを待ちます。

Chapter 1

えらいスムーズに開演した気がします。今回できるなら何故 TV が入る日にできないのかと。いろいろ準備やコンディションもあるでしょうし、ライブは生ものですね。
オープニングのインストは、曲として作られたものではなさそう?

♪01. Awake
どう考えてもこの曲しかないだろうという。こういう和やかなテンションの上げ方もいいですねー。と言いつつ、うちらは「近っ!」て別の意味で上がってましたが。
衣装は大ちゃんが白、ヒロが黒ベース。それぞれ赤がポイントカラーなんですが、大ちゃんの場合そのベスト周囲に真っ白な羽がついてて、あぁサンタさん言われてたのはこういうことかと。

* MC.
といっても一瞬です。15周年で夏の始まりを楽しむとかその程度。今回本編で全然 MC がなかったですね。

♪02. SUMMER NIGHT BREEZER
OASYS から出してる音が夏のイケイケ感を上乗せにしてました。他曲でも使ってたから今回お気にの音色なのかな。

♪03. NAKED DESIRE
サビ全部観客が歌う、とは聴いてたんですが本当でした。しかし最初と最後しか歌えないわたし。実は京プラで歌詞検索して一瞬予習したんですが、ゆかりんと2人して「こら無理だ」と。あとはとりあえず曖昧に口動かしてました。すいません。

♪04. Wild in the desert
後ろに現れたレースクイーンより、レーザーで描いた F1 マシンがやや丸っこくてどことなく旧式に見えた方が気になったのはわたしだけですか。

♪05. Closet
ヒロのダンスは此処が一番気合入ってたかな。レースクイーン(もう違うって)と一緒にびしばし踊ってました。
かたや、大ちゃんは後ろでうにょうにょ言わせたり謎のリズムマシン(機種わからんだけ)で硬質な音を混ぜまくり。

♪06. SILVER HEART
いやーこのいじりっぷりには驚きました。コード変わっててイントロで全然わからず。まさにプラズマの衝撃? 原曲の繊細さを大幅に抑えて、ダイナミックで低音がぐっときます。

♪07. Inner Cycle
これはねー、サビのとき大ちゃんが OASYS に張り付くような感じで弾きながら左手で上手サイドにひらひら煽ってリズムとってたのがもうツボすぎて! あの、いじめてるような感じの細い視線がざくーっとね、こっち来てるんですけど!
えぇ、ここらへんから本格的に前列ならではの妖精化してきましたがなにか。

♪08. biologic engine
というわけで此処2曲は大ちゃん派にはたまらなかったわけですよ。
序盤のボコーダーで生声処理してるのが、何言ってるのか全く解読不能だったのはともかく。高速パートに入ると OASYS と Roland のやつ(これ前回も機種わからんかった)がメロディアスに絡んできてうっとりです。
でね。最後。ぼん!! て火柱が2ヶ所から上がってそらもうびっくり。最前には警告来てたそうですが、前日最前のひと曰く「警備員が『火出ますから』」ネタバレもいいとこです。

♪09. Shadow over the world
この曲のためだけにグランドピアノが出されまして。大ちゃんの弾きっぷりに涼虹の成果を感じたり、2番サビ後にふっと腰を浮かせて次をぐっと力込めて弾く一瞬とか、最後の1音まで皆静かに聴けて大ちゃんご満悦とか、そういういいとこが色々観れました。が。
やっぱりちょっとセッティングが時間かかっちゃってるんですよねぇ…。あの黒魔術師みたいな人たちとかどうなのかと。それと、ろうそくってシンセの足元に置いて大丈夫なんすか。煤付きませんか。

さて、この曲が終わると撤収とともにハモンド(上に prophet が載ってたのは後で気づいた)がセットされつつ、30秒間隔くらい?のカウントダウンがのんびり入りつつ、後半へつづく!
…このときふと斜め後ろを観て、リアルシンデレラに度肝を抜かれたのはおいといて。

Chapter 2

♪10. Life Goes On
黒とかグレー基調の衣装に変身。しかし大ちゃんのオーガンジー使いのコートを観た瞬間、16年前の先生が脳裏をよぎりました。なんかリズレとスペースワールドを足して割ったような感じだったんですよぅ。とはいえ、どっちかというとスカートっぽいあれを着こなせるのは大ちゃん故だなと。
という15周年ソング。やっぱお祭りっぽくなりますね。

♪11. BEAT PLANET
この選曲自体にまずびっくり。いじり放題なことにもびっくり。毎度派手なリメイクがあっていいですねー。
後半のサビからかな、エッジの効いた音が前面に出てきてすごいクールでよかったです。そしてアウトロで、何か他曲との繋ぎを感じさせるフレーズが入り始め…

♪12. Stay
これにそのまま繋がりました。そのフレーズは前半のみでしたが、あれ入るだけで結構印象違って感じますね。

♪13. KISS MY -a- SOUL
アルバムアレンジと大差ないのに雰囲気別物に思える、うるさいくらいの勢いのギター。そらそうです、3人いますから(大ちゃん含む)。

♪14. EDGE
この曲は手を下ろす暇がまったくないことに今頃気がつきました。このへんから「途中でルミカ持つ手を変える」という小細工を始めて負荷分散を図っていたのは秘密。

♪15. High and Scream
掛け合いはばっちりできました。が、そんなことより。中盤で大ちゃんがね! 左膝から下を後ろへ向かってキックキック♪が異様にキュートすぎた件について。

♪16. MOONSHINE DANCE
わーやっと大ちゃんが近くまで来てくれたよー! だからってもう手の振り方とかジャンプ具合とか真剣過ぎ。こっちサイド来てる時に全力投球しなくていつするんですか。ねぇ。

♪17. 瞳ノ翼
熱うございました。物理的に。火柱出しまくりすぎてびっくり。最後らへんとか連続で10回近くぼんぼん出てた気が。そして口パクしてみたら歌詞をほぼ暗記しきっていた自分にもびっくり。

Encore

開演前は「いやー当たらんでしょー」と言いつつ、多分大ちゃんが候補探しにきたら全力で飛ぶなと思いました。妖精全開な今なら飛べる、みたいな。

* MC.
それが気になって、サーフィンスクールとかのくだりも聴くのが精一杯てのはどうかと。

さてやってまいりました。タンバリンズ選抜大会のお時間が。
って本当に大ちゃんがこっちサイドきたー! きゃー! まじ全力アピールしすぎ。…お? こっち方向観てる? いやでもなんか視線が合ってないな?
そして大ちゃんは言いました。
「そこの黒髪の…アイラブアクセスの方」

えぇ、2列後ろの方でした。惜しい! でも彼女って大ちゃんの立ち位置からしたらほぼ真後ろだから、選ぶときの視界にわたし入ってたよね? ね? とりあえずそれだけでよしとしました。やはりそう簡単には選ばれないという現実と、選ばれた人の中にお友達がいることの奇跡と、そういうのをとくと実感した次第です。
てかこの日の3人全員 T シャツが選抜基準て絶対昨日の影響やろ! 彼がスタンダードを作ってしまったのね! すげー!

♪18. Gone too Soon
そんなわけでタンバリンズ参加曲。しかし、T シャツのせいでセキドウさんが同化してたのが微笑まし過ぎ。
大ちゃんのハモンドのっかり&飛び降りプレイが観れてよかったです。

♪19. OZONE,IN THE NATIVE
体力の限界に挑戦してみました。わたしはこれを生で聴くのが初ってのもありますし、大ちゃんが煽りに来るんですもの。そりゃ本気出すしかないでしょう!

♪20. LOOK-A-HEAD
そしてダブルアンコールはやっぱりこれ。すっかり風物詩です。もう最低限の体力以外は残しておく理由もないので、思う存分いきました。終わったらもうがくがくですよ。

Epilogue

混雑に巻かれる前に素早くロビーに出て、壁の時計を観てびっくり! なんと、まだ21時ちょうどではありませんか。てことは…宿へ戻る前に、ちまっと夕食をとることができそうです。やったー!

再び合流して4人になったところで、迷う暇を惜しんですぐそこの居酒屋へ。
入るなり皆で喋り放題だったので、結局、ドリンク1杯に、フライとか焼き物とか刺身とかサラダとかを各ひとくちずつ、程度の時間しかなかったんですが、それでもその30分足らずが、わたしにとっては、なんだかものすごく嬉しかったのです。
ライブ終演後に、仲間と興奮を分け合いながら一杯(女2人は酒飲んでないけど)。かつて当然のように享受していたあの楽しい時間を、再び取り戻せたということが。

座間のときは、久々にひとり増えたお友達と一緒に、駅で買ったパンをホームでかじっただけの晩ごはん。
前回の中野は、ちょっと話せたけど後は本気で時間なくて、駅に直行、降りたら即ダッシュで余韻を味わう暇もなく。
そもそも昨年以前は、実質的に大幅な行動制限。お友達を探す自由もなく、参加したかったオフを泣く泣く見送ったことも、一度や二度ではありませんでした。

それだけに、今回、年単位のブランクはあれども足掛け10年にもなるお友達たちと、一応ゆっくり座って語らう時を持てたというのは、とても感慨深いものがありました。
あぁ、わたしにはこの時間と空間と、それを囲む仲間が必要なんだ。
数年に渡って欠けていた何かが、そっと埋まっていく感触。
以前とは桁違いに私生活大混乱中のわたしに、昔と変わらず接してくれる人がいるということ。その有り難さを、改めてかみしめています。

そして、本来全員が TM 仲間だったはずのこの日のメンバーと、再び結びつけてくれたのが access であるということ。
年の節目を祝い、さらにその先へ希望を至らせる、そのことの貴重さをよく知っているはずのわたしたち。だからこそ、継続的に作品を世に出し、次への意欲をみせてくれる彼らを愛してやまない、のかもしれません。

ま、そんな小難しく言わずとも、単に楽しいからとか大ちゃんの笑顔が観たいとか、わかりやすい理由で来ちゃうんですけどね!
他の3人は、神奈川あたりでの再会を口にしていました。首都圏制覇がまだまだ無理なわたしはせめて、大宮でいろんな人に会えればいいな。

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