Sweet 10 Journey (8) 海辺の休憩所
20 Nov 2020
ローカルのデータ整理をしていたら、一部写真が見当たらない。現地でカメラを向けたのは覚えてて、帰ってきて現像までしたはずなのに、おかしいな。探したらなんのことはない、撮影日の記憶が間違ってた。脳のスペックもほどよく保ちたいもんだ。
さて秋の豪遊2日め、そろそろお昼の時間。
崎津付近に食事処が少ないのは把握していた。ランチのお店は、思い切って中心部まで戻って探す。例のクーポンが使える店を求めて政府の特設サイトを凝視していたところ、下島と上島をつなぐ貴重な陸路・天草瀬戸大橋付近にてよさげな場所を発見。
「とらや」さん。よく考えたら、お宿以外で現地初の外食。せっかくなので奮発しよう。
そこでうに丼。小鉢や味噌汁(あとで茶碗蒸し)まで全部込み 2,000 円。クーポン全消化で自腹ゼロ。ごちそうさまでした。店内にいけす持ってたから他の魚も多分うまい。
熊本までの移動は、基本的にひたすら国道を進むルート。天草中心部から R324 に入る。くしくも、夏に歩いた長崎の浜町アーケードと同じ道である。しばらく行って、松島有明道路というバイパス的な有料道にさしかかる手前で、ちょっと休憩タイムをとることにした。
IC を通過してすぐのところに、道の駅有明。レストラン以外に温泉なども備える、なかなか立派そうな施設。
そこから既存国道をまたぐ形で、海岸へ続く歩道橋がかけられている。つきあたりで左右に階段が続き、交点はちょっとした展望スペースとして足を止める人が多い様子。まねしてみよう。
おっ、雲仙がある程度見えるぞ。熊本からのフライトではそれらしきシルエットを感じ取るのが精いっぱいだったから、色が判別できる形で観たのは初めて。中央の茶色いのが普賢岳だろう、あの噴火でできた平成新山らしき部分を写真現像後に確認できた。
一方こちらの岸には、ちょっとした海水浴場らしきビーチ。時期によってはさぞ賑わうかと。
階段を降りて、海岸線の近くを歩く。遊歩道がきちんと作ってあり、海岸だからといって砂まみれにはならない。
岩のような地面が露出している箇所も。本来このあたりはこういう地質なのかな。そしてこの付近でひときわ目を引いたのは、自然もさることながら、2つのモニュメント。
めっちゃリアルなたこ。よくできすぎていてちょっとこわい。「ありあけタコ街道」というのは、旧有明町(平成の合併で天草市に)域内の R324 を指すらしい。
そして隣にキュートなたこ。こっちは願掛けというか、学業や健康など定番のお願いごと5種類を託すもののようだ。信じるものはなんとやら、お賽銭入れた人は幸せになるといいね。多幸だけに。
いかにも観光客向けのアピールをほほえましく眺め、戻りかけて振り返ると、地面にもたこ。立派な吸盤ですね。
ひと息入れたところで有明道路に復帰し、すいすい進んで上島の出口まで来た。九州本土まではもう少し島を経由する。
おっ、出たなくまモン。市内に近づくほど増えるんだろうなぁ。
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