欧羅巴幻想曲 II ヴェネツィア、水の都 (23) Canal Grande : 1

今朝になって、今日のうちに配達物が届くことが判明。しかも希望時刻の指定は不可能。外出中に来ないことを願いつつ買い物して帰ってきたら、午後に届いた。再配達の手間を取らせなくてよかったけど、ネコ以外でも時間帯指定できたらいいのになぁ。
さてヴェネツィア2日め、主にふねの上からあれこれと。

よく考えると、まだ大運河を全区間走破(ふねだけど便宜上)しきっていない。サンマルコの南から西にかけての部分がぽっかり抜けている。お宿が広場に近いこともあって、ある程度陸路で移動できているからかもしれん。
その空白区間の大半を、ここでクリアすることになる。

まずは、1系統しか停まらないサルーテを通過。周囲の人が午前より多いように感じられるのは、ちょうど夕方で拝観終了、出てきた人がそのまま前の階段で休憩したり、あちこち散策して疲れた人が一息入れたりしているのだろう。

朝お世話になったトラゲット。のりばにもよるが、概ね運行は日中のみ。なんだかんだで利用者はコンスタントにいる。

初めて通る区間なので、初めて観る名所ともご対面。

リアルトと並んで有名な、アカデミア橋。そもそも大運河には橋が4つしかなく、あと2つはいずれも駅の付近で、駅前から見えるスカルツィ橋と、唯一今世紀に入って架けられたローマ広場アクセス用のコスティトゥツィオーネ橋。
その中でも、木製のものはアカデミアだけ。1930 年代の木造橋が当時のままなはずもなく、80年代以降にちょこちょこと改修。下支えするアーチが金属製になったり、木部分もお取り換えされたりしつつ、ビジュアルはだいたい当時のものを継承してきている模様。

順光で観ると、木の色合いが街並みにぴったりマッチ。今はちょっと綺麗すぎる感もなくはないけど、年月とともに馴染んでくることだろう。

なお、この橋付近は「大運河の鉄板構図撮影スポット」として名高いようで、素材サイトにもあるし、当家が持ってたガイドブックにも目立つところに橋上からの写真が。特にサルーテ方面を向いての構図が定番のようで。

しばし北進すると東へカーブ。リアルトが視界に入ってくる。

と、ここで突然の手漕ぎボート登場。どう観ても観光用の、えらい目立つ細いふね。こういうアクティビティもあるのか。一生懸命漕ぎながら、我々ヴァポレットの乗客に対してわかりやすくアピールしてくるところが、いかにも欧米のみなさんらしい。

そんなランダム要素を差し引いてもなお、このエリアはものすごくふねの総数が多い。そこらじゅうふねだらけ。ジュデッカ運河みたいに広くないから必然的に高密度。そして大半がタクシー。業務用や自家用もちらほらいるけど、とにかくタクシーだらけ。グループで動くならむしろ割安になるだろうし、それだけ便利ってことか。

水上の未乗区間をわずかに残し、S.Toma’ で陸に上がる。

お目当ての場所へは、路地を抜けて少々。通りすがりの雑貨屋さんには、なぜかガチャガチャの筐体。まぎれもなくトミー製…て、タカラがくっついてないから実は相当古いのでは。

サン・ポーロとドルソドゥーロを分ける水路を渡り、さらに北西へ。しばらく行ったところで、地元民にも愛されるお菓子屋さんに到着。ティラミスとエスプレッソをおいしくいただいた。他の来店者からおもしろエピソードもいただいたのは既出の通り。

ちょっと経路を変えて、ふねのりばに戻ろう。

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