OtiS IV

週末にディーラーへ駆け込んだドラレコの件、続きがありまして。整備氏に言われたのが「録画による microSD へのアクセスは高負荷なんで、1年に1回くらいカード替えてね」えっ、そんなん買う時言われたっけな? とりあえず今度交換しとこ。
さて欧州旅6日め、美術史博物館に赴いた本題のお話。

行っておきたかったコーナーは2つ。それは両方とも、地上階のひとつ上(欧州式でいう1階)にある。

栄華を誇った帝国の収蔵庫にふさわしい豪華な空間。その中央に、ひときわ装飾的な大階段がある。これを上がって回り込むと、特別な展示を鑑賞することができた。ブダペストでのエアレース同様、旅に出ると決めた時点ではまったく知らなかった、たまたま開催されていた期間限定の催事。

その展示場所は、大階段の頭上に広がる吹き抜けの、柱と梁をつなぐアーチ状の隅板部分。

北面中央部の両サイドに、とりわけ目をひく女性たちの絵。ウィーンを代表する画家クリムトの作品である。この左右にも彼の絵があり、さらに別の面には弟が担当したものも。
梁がすぐそばにあるのは、クリムト没後100周年記念企画として、絵の鑑賞を容易にするため特別に足場が設けられたから。普段はもっと下から見上げることしかできないため、細部を間近に観られるめったにない好機であった。

それぞれ彼女たちは収蔵品を象徴するモチーフによって描かれている。こちら側は古代ギリシャ、赤い服の女性がアテナ。

反対側は古代エジプト、壁画を背に立つイシス。アーチの形状に沿うように、ほぼ左右対称の立ち姿。蛇足ながら、ちょっとかしゆかに似てませんかね。

そしてもうひとつ。足場を下りたところ、クリムトの絵の裏側方向に、また別のホールが広がる。

ドーム状の屋根まで妥協のない見事な造り込み。見上げれば感嘆のため息しか出ない。

実はこの空間がまるっとカフェになっておりまして。
たまたま空席があり、すぐに着席できたが、直後にはもう入店待ちの列。やはりここで過ごしたい人は多いようで。ということで、ここはひとつ軽めにいただくとしよう。

この旅で2杯め、夏の定番 Eiskaffee。飲み物じゃなくてアイス枠に入っているのもわかる気がする。

そしていつでも定番 Apfelstrudel。おいしゅうございました。
ちなみにお値段は、博物館内だからといってめっちゃ高いわけでもなく、ウィーンによくあるクラシカルなカフェ各店とそんなに大差ない印象。おかげさまでいい休憩になった。

すでに書いた通り、見逃した収蔵品がかなりあるんだが、実際全部観ていたらこの日の予定をとてもこなせなかった可能性があるんで、まあよしとしよう。
博物館をあとにして電停まで歩いていたら、前回の旅でやり残していた「宿題」があらわれた。

ウィーン名物(?)街頭体重計。せっかくなので旦那さんに実演してもらったところ、うん、普通に体重計っすね。話のネタに乗るものであってそれ以上でも以下でもないんだが、街の中にこんなん置いてあるだけでもうおもしろいからいいのだ。
そして電停に着くと、これまたウィーンの珍名物に出くわす。

ノーカンガルーでたー!
Austria と Australia がまぎらわしいことを逆手に取った著名な自虐ネタ。おみやげ屋さんに行くと、同様の文言とカンガルーの絵(上から斜線を引いてあるものが主流)をあしらってある様々なアイテムに出会うことができる。が、持ち歩いてる人を見かけるのは意外とレア。やっぱ何か買うべきなのだろうか。

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