お正月を飾ろう (2) 店舗の窓際で

今年の年賀状、ちょっと誤配送多くない? うちだけ? 到着分を確認すると、隣家や斜め上の家(団地なんで)のものが混入。しゃーないから正しいポストに入れ直してあげたけど、本業なんだから頼んまっせ、郵便屋さん。
まあそれはさておき、新年らしい話の続きを。

正月食料プレ買い出しデーのこと。ふと思い立って、ホワイティのとある店へと向かった。

この御所車の花、綺麗だよね。布だぜ(光一さん風に)。
あ、いや、北端辺りにスラックス専門店がございましてね。冬のあったかモデルに注力しているというんで、寒さこれから本番の冬通勤に備えて仕入れをば。履き古したモノの置き換えに、あったかくて動きやすいのが手に入った。多分ああいう商品、自分くらいで対象年齢下限なんやろなぁ。

でだ。裾上げが2時間でできるという。早っ。年越す覚悟だったので驚いたが、それなら2時間ひまつぶしして持ち帰ろう。急遽予定を変更して、買い出し前に散策タイムを多めにとる。では各デパ地下を回るとして…おや?

でたー! これまた毎度おなじみ、阪急百貨店ショーウィンドウ正月バージョン。昨年に引き続き全部観るとしよう。
地下から上がってきたんで、一番近い南端から。まずは「祝」。材料も掲示してあるが、パンパスグラスどこー?って思ったら中央奥の赤い束。

おとなり「結」。もとは藤の蔓らしいが、枝振りの迫力がすごい。なぜか脳内に浮かぶ、竹取物語で姫が持ってこいと言った幻の宝物。

こちらは「翠」。松にもいろいろありまして。

毎度のことながら、32番街側のいろんなものがまあよく映る。

わかっちゃいるけど「魁」の新生銀行感。枝はエンジュのもので、間近から見上げた旦那さんにより、過去に実物を観ていたことを思い出した。確か大船にあったはず。

今年の干支直球で「戌」。顔が公家さんっぽいのは仕様かな。

ピンクが目を引く「春」。ガラス面にあしらわれた模様、お香のアレやね(源氏香というらしい)。

そして駅に一番近い窓は「語」。ここで初めて、その文字が今年の歌会始のお題であることを知る。さらには、このディスプレイを毎年担当している嵯峨御流という流派が、ズバリ嵯峨天皇に由来することも併せて知る。なんかいろいろ納得。

その後、阪急・阪神・大丸とはしご大会を繰り広げ、混む中心部を避けてディアモールでお茶するなどして、無事にスラックスをお引き取り。年越しそば(大丸)、お屠蘇がわりのちょっといいお酒(阪神)などを手に帰宅したのであった。

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