しらさぎの翼のもとに

またやってしまった突発おでかけ。いや、午後から出る気は満々やったけど、朝っぱらから出ることになったのは家庭の事情。ものすごく想定外。
こないだ TV で職人さんを取り上げてて、そういや大改修前に行っとかんとなと思ってたので行ってきた。


どどーん。姫路城だよー。
これまで建物内に入ったことがある城というと、小倉(地元やし)・名古屋(岐阜近いし)・熊本・大阪・首里(全部修学旅行)、そんで今年の彦根。意外や意外、こんな有名どころが未踏の地だった。
ちょうど駅からループバスが出る時刻に着けたので、早速利用。観光地にレトロ風味のループバスはもはや定番なのだろうか。

橋を渡り、大手門をくぐって広場に出ると、外からも見えた天守閣がちょっと近づく。ふと横の看板が目に入った。なに、1周1時間半とな。まさに1時間半しか猶予がないので、気合で回るか。入場料を払って門の中へ。
丸・三角・四角の覗き穴などを鑑賞しつつ、どんどん進む。門ばっかりくぐってる気がする。おや、この通路はいかにも何かの映像で観たような。ロケ使用回数が多いだけのことあるわ。

そこからさらに門を通過。頭上注意と書いた門の手前に、立て札。こっちで天守が綺麗に見えます的文言。ほほぅ、ではお言葉に甘えて。

うむ。確かに均衡のとれたアングルですなぁ。

さて、天守前の広場に着いた。改めて…でかっ!

芝生は、写真を撮る人が多いところで薄くなっている。ほぼめいっぱいの距離。それだけ離れんと全体が入らんということやね。
それから中へ。急階段を何階分も昇る。基本的にはオーソドックスな城なのだが、堅牢というか緻密というか、木の組み上げと光沢が美しいなぁと、廊下の片隅をひょっこり覗いた時に感じたのが印象的。

それから、名にふさわしい白壁と瓦のコントラストと。

途中にいろんな展示物もあって、いちいち撮らなかったが、家紋入り瓦や花押が当主の数だけある辺りは、歴史の長さの現れか。

天守閣といえば展望だよねー。逆光承知で南を望む。

おー、駅に続く大通りだ。バスの中から観ただけでもすごく観光ナイズされてて、英語表記が多かった。だいたい、まさに今この空間に西洋の方がちらほらと。半分くらい外人さんやったかもしれん。

お膝元の緑は、大半が桜だろうか。かえでも見かけたので、紅葉の頃は混むだろう。
窓はほとんどがガラスもなく筒抜けで、ひーこら昇ってきた身に、風がやたらと心地よかった。

有名なお菊の井戸を覗いたりしつつ、天守を後にした。入口へ向かう門の前や、大手門に直結する広場には、いつの間にやらツアー客がたくさん。そうか、わたしはちょうどお昼時に回っていたから比較的快適だったのか! 昼時っていっても13時台やってんけど。
西の丸やらを回る時間がなかったが、とりあえずてっぺんは極めたということでよしとしよう。

え、なんでそんなに時間がなかったかって? まぁバレバレやろうけど、姫路城は本来オプションだったからだよーん。でも今回は主目的を記事のメインにできないレベル。ひどい失敗ショットの量産大会に終わったよ。かろうじて表に出せるのが本当に2、3枚。

大津トンネルに着いて3分後にいきなり撮った RS と、

姫路駅でわりとてきとーに撮った N と、

魚住の方で虫と戦いつつ撮った臨時500。って末尾がどうやっても入らんし! この場所は16両には使えんのやな、うん。
いやー、大津トンネルは難しい。難しすぎる。上りはズーム最大でも架線柱がぎりぎりで避けるのに手が震えるし、下りの飛び出しシーン(以前 NHK でも取り上げられてた)はタイミング掴むのがあまりにも大変だわ風圧がものすごいわで、あまりの撃沈っぷりに思わずその場で馬鹿笑いしてしまう勢い。半ば自棄気味に2大失敗を晒してみる。


我ながらひどいねこりゃ。上りも含め、何度も通ってコツを掴むしかないのだろうか。どうにか11月末までにはものにできたらいいなぁ…。

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