或る小倉日記2007 (4) 街の灯

以前言った通り本当に長くなっているわけだが。
読む前から言うのもなんだけど、今回でようやくプロローグ終了と思っていいですよ。要は次からが本編。デジカメの写真も圧倒的に高校周辺だし。…写真チョイス頑張らな。

もくじ

ごあんない(毎回掲載しますよ)

このシリーズは、mixi 先行公開(というか生中継)していた06年大晦日〜07年正月の小倉滞在の模様を、みくし日記の文と携帯写真を下地に、まともなデジカメ写真を追加して再構成したものです。

21時過ぎ。当然外は真っ暗。小さなスイフトは暗い高速をぶっとばし、一気に小倉駅北 IC へ。ほどなく今回の宿、リーガロイヤルに到着した。
くまはたいてい、車が目的地に着くと起きる。今回も例外ではなく。しかし早く寝かせてあげたいことには変わりない。急いで風呂をためる。が、ホテルによくある話で、トイレ併設なので洗い場がない。てことは、くまを石鹸で洗う場所がない。仕方ない、2泊だけ我慢してね。帰ったら綺麗に洗おう。と言い聞かせつつ、湯に浸かったままガーゼで全身拭いて、くま風呂は終了。

わたしがシャワーを済ます頃、ようやくくまは夢の中。
薄いカーテンの向こうには夜景。
もう皆揃ってぐったりなので、正直言って初リーガロイヤルとか浮かれている余裕はここまでほとんどなかった。が、南東向き(多分)の22階の部屋から窓いっぱいに広がる夜景は、小倉に住んでいた頃には一度も観ることのなかった高さであることに変わりはない。思わずカメラと携帯を手に、しばし窓際の寒さを忘れて窓に張り付いた。

12月31日 22:28 小倉駅北口夜景。
夜はよさげに見えるけど、結構寂れちゃったと父曰く。
もう此処には知ってる人ほとんどいないんだよなぁ…祖父母が移ったら二度と来れないかも。

遠くに見える関門橋。眼下には覚えのある船着き場。高校卒業した日、仲間みんなで来たあの北口。今日横を通ったスミックスでも色んな公演見た。
生きてるかな、長野。

卒業したら行方不明なんてざらだと父は言った。
そんなものだろうかと、流れる新幹線を眺めながら思う大晦日。
明日、八坂神社行けるといいな。


窓から正面を撮ったのがこの1枚。どちらかというと、この街灯りは小倉よりも門司というべきか。真ん中のひときわ明るいところが「船着き場」。付き合いだしてまだひと月も経たなかった当時の彼氏と、海を観にいった所がこの微妙なスポットだった。
さして綺麗でもない水面を眺めていたあの頃。今のような人生なんて予想するはずもなく。


そして小倉東部。右下が新幹線ホーム。
やたら目立つ、というか浮いてる観覧車の施設が砂津の「チャチャタウン」というものだったことは翌日判明。てか、もしかして車庫跡地か。砂津だし。ここ終点のバス、次の日いっぱい観たし。にしてつストア入ってるし。と、つい気になって後日調べたら見事その通りだった。そして名称の由来を知って一気に脱力。

ともあれ、再び観ることがないかもしれない景色は、それだけでなんだか特別なものに思える。
じっくり眺めて、そして両親とあれこれ語らううちに、年が明けた。明日も朝早い。新年の感慨もあまりないままに、布団に入った。でもわたしはなんだか眠れず、携帯を手にしていた。

01月01日 01:17 あけました。
めでたいかどうかは聞かないのがお約束。
そして夜更けに布団かぶって携帯で今年の抱負を書く。はよ寝れや自分w

整理整頓。
がんばりすぎない。

でわ皆様今年もよろしうね。

枕もとのテーブルに携帯を伏せて、目を閉じた。
この後、熟睡できないくまに何度も何度も起こされることになるのは、まぁそれはそれとして。

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