昼下り、ターミナルで (1) 空間活用

あれ、思ったより台風の影響なさげ? と思っているのは多分首都圏民くらいなもんで、主に西日本の方はこれからいろいろあると思うんでご自愛ください。
さて、先週末もまたまた東京駅近辺でぶらぶらしてたんでその話を。

この日は昼前から、ひこーきと新幹線、2つの写真展をハシゴ。前者のほうは、全国各地のロケーションを楽しめたのが新鮮でもあり、1点1点じっくり鑑賞させていただいた。後者は雰囲気的に長居できなかった感はあったかも。
で、後者の舞台は銀座。そのまま有楽町まで歩いて、やや遅めのランチ。イトシアの地下にも多少レストランあることを初めて知った。例の展望カフェよりはお財布に優しいかと。

有楽町といえば、当家にとって思い出のお店もあったりするわけだが、それはさておき。…おや?

旦那さんに指し示されるまでさっぱり気づかなかったが、高架下に通路が。

その名もズバリ、高架下センター商店会というらしい。へぇ。
しかし、土曜の真っ昼間にもかかわらず、通路の両脇に店が並ぶ構造上、どーしても暗い。女子グループだと入りづらそう、というか、そもそもメインターゲットはおっちゃん世代かな。

ところどころメインストリートから枝分かれもしており、更にディープな世界が広がっている模様。

そのまま進むと、高架が二手に分かれて屋外に出る。

表通りに真っ向から背を向ける形で、いくつかの店がそっと居を構える。知る人ぞ知る名店だったりすることもあるのかな。

大通りで高架を西へくぐる。こりゃまた随分と年季の入ってそうな感満載の支柱ですこと。桁と柱のジョイント部や接地部分など、現代ならあっさり造りそうなところにさりげない装飾。

塗り替えを経てなお風格ある、煉瓦と石造りのガード。お近く(目の前)の国際フォーラムとは好対照を成す。

あとは壁沿いにずっと歩けば、自動的に東京駅到着となる。

はとバスの停留所はこの付近に集中している。東京周辺にお住まいの方は今更すぎてあんまり乗らないと思われるが、コースと使い方次第ではおもしろそうなのでちょっと興味あり。

都心で古い路線のガード下は、アーチ状のひとつひとつで独立店舗になっていることが多い。そう、ちょうどこのお店のロゴみたいな感じで。

新丸ビルへと続く通りを挟んで、KITTE と丸の内駅舎がお出迎えしてくれた。

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