異邦人、香港へ行く (32) 天星小輪・3

連休ですなぁ。当家は無理せず、まず今日は都内で季節ネタの鑑賞をして過ごしてみた。それでも安近短が昨今のトレンドだからか、結構人多かったなー。バスツアーとかで来てる人、明らかに日本じゃない人もたくさんいて、大いに賑わっておりましたとさ。
さて、香港はとうとう最終日。3日分の疲れもあって比較的まったりモード。

朝から美味いおかゆに舌鼓を打って、一息ついてからチェックアウト。

バックパッカー御用達として著名なスポット、重慶大厦。ここで両替する案もあったが、いろいろ考えて結局使わなかった。
それより、写真に残せなかった話をひとつ。香港の歩行者用信号機は独特な音を出す。音自体は1音のシンプルなものだが、青のとき、青点滅のとき、赤のときで鳴る間隔が異なる。特に青の間じゅうずっと短い周期でテケテケ鳴り続けているのが非常に印象的で、帰ってもしばらく耳の奥で鳴りまくっていた。

この日もまた海辺に向かって歩く。

当たり前だが、昼間のペニンシュラは至って普通の色だった。昔ここで朝食だけ食べたなぁ(もちろんツアーの1行程であり、宿泊はいたしておりません)。

彫像が並んでいるエリア以外にも、海の近くにはアートっぽい置き物がちらほら観られた。

で、何故こっちに来たかというと。空港へは香港駅から行きたい。が、天気もいいし地下鉄じゃつまらん。ということでまたしてもスターフェリーの出番となった。

雲ひとつない青空の下、今日も船は順調に航行中。

この時になって初めて気づいたのだが、尖沙咀のピアの形は船とかなり似せてある。中環のは移転で全然違う形になったので、ある意味貴重。

おや? あれは昨日乗った特殊塗装ではないですか。昼間観るとさらに目立つな。

せっかくなのでお見送りすることにした。こっち側に陽が当たらないのは御愛嬌。

勿論ここでのんびりしているわけにもいかないので、次の船で移動。

すっかり見慣れた中環の景色も今日でお別れ。少なくとも、こちら側からの眺めは見納め。

先に出た派手船さんはすぐ戻ってきて、海上で離合。上より下の方が人が多く思えるのは、土曜だからだろうか。いや、土日祝日はちょっと運賃高くなるはずなんで。え、うち? あんまり気にせず上だよ。

改めて尖沙咀を振り返る。世話になった宿もよく見える。

こうして、滞在中最後の船旅もおしまい。では、まず大荷物をなんとかしようか。

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