欧羅巴交響曲 II スオミの夏 (18) Hakaniemen Kauppahalli

この数日で一気に秋になった。まず蝉がほぼ完全にスパッといなくなり、昼でも街路の草むらから虫の声。寝るときも真夏のパジャマはもうやめて、掛けるのも薄手の毛布でちょうどいい。変わる時は一気に変わるねぇ。
さてヘルシンキ最終日、観光ついでにそろそろお昼の時間。

3つめの電停 Hakaniemi で降りると、電停から道路を渡ってすぐのところにまた市場がある。

こちらがお昼の目的地、Hakaniemi Market Hall(より通じやすい英訳)。あー、なるほどね。tori が広場で halli がホール。電停間違えた件(前々回参照)はそこきちんと把握してれば回避できたな。うん。

前日訪問の Old Market Hall 同様、味のある煉瓦造り。ただ例によってここにも夏至祭の影響が出ておりまして、夏至イブなこの日は午後3時で店じまい。わりと滑り込みな感じである。

まあ実際は一部アウトだったんですけども。ここに入ってる著名なスープ屋さんは、すでに夏至休みに突入していた。しゃーない、ごはんのことはあとで考えるとして、まずは場内散策。

やっぱりここも生鮮多め。国産オーガニック推しとかも普通。

肉も魚もあるよ。なんとなくだけど、健康志向は日本より断然強そうなイメージ。

敷地は意外と広大で、地上階だけでも見ごたえがある。食品以外に興味ある方は上階も是非。観ての通り結構込み合ってたんで、我々はさらっと回って屋外へ。

建物のすぐ南に広場があり、ここもまた露店が数多く並んでいる。

いうまでもなくこっちも夏至モード。祝日らしくあちこちに国旗。サウナで使う葉っぱの束を買い求める人も多く見かけた。そんな中、我々は昼食を検討。

さっき食べ損ねたスープのリベンジにと、同様にスープを扱うイートイン屋台の列に並んでみる。あとで旦那さんには「ほぼ地元民しかいない海外の屋台とはチャレンジングな」と驚かれたが、まあ香港でも市場で朝食したりしてますし。

なわけで、現地最後のお食事はスープにパンとコーヒーのセット。え、なんのスープかわからん?

サーモンです。北欧ですし。なかなかおいしゅうございました。

満足したところで、電車に乗る前にもうちょっとだけ市場を回る。

夏だからかな、カラフルな花を扱う店も多かった。多くはトラックの荷台からそのまま地面に売り場展開。

そしてもちろん大量のベリー。フィンランドの皆様がベリー大好きって話は本当だったこと、よーくわかった。

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