異人さんの住みし街 (1) エリートの風格
25 Jun 2011
夜練から帰ってのんびり寝たので、特に大きな撮影もなくゆったり過ごしております。たまには昼間っからアルコール類もいいもので。
さて今回は、愛知遠征翌週だったので近場でまったりしよう計画。まずは土曜の散歩から。
山手西洋館、というのが、ここらに建つ洋館群の正式な呼び名らしい。異人館ってつい言っちゃうけどそれは神戸。まぁ似た者同士なわけだが。未だに中華街と南京町がごっちゃになるし。
と、そんな話はさておき。まずやってきたのがブラフ18番館。中に入ってもよさそうなので、入ってみる。先に入場無料を確認したのは秘密。
暖炉の上の帆船模型。ずっと昔、似たようなのが家にあったなと思い出す。
ダイニングには、これから食事が始まってもおかしくないセッティング。長テーブルもこのくらいの長さだと親近感が。
結構見物客が多くて下駄箱が埋まるほどだったので、さらりと眺めて外へ出る。出入口のプレート、花の絵が見事。絵の具の盛り上がり以上に立体感がある。
そのプレート同様に、周囲は花に囲まれていた。
もう1段高いところに、別の洋館。
こちらは外交官の家。その名の通り、明治期に外交官をやってた人の住居を移設したらしい。
濃いめの色の木が多用されているからか、重厚感漂う空間。さすが重要文化財。
ダイニング奥のサンルーム。昼下がりのひとときとかを、紅茶片手に過ごしたのだろうか。当時はあんなでかいマンションもなく、まったりした眺めだったろうし。
本来の正面玄関は封鎖されていたが、そこから室内へのアプローチ扉にはステンドグラス細工。
そしてこちらでも薔薇が咲き乱れる庭。ちょっとピークは過ぎていたが、それでもいい香り。
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