欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (2) Helsinki-Vantaan lentoasema : 1

実家から大量の野菜が到着。主にたまねぎ、ちょっとじゃがいも、そして大量のにんにく。近所に親族がいたら分けたいほどの多さ。とりあえず今日からもらいもの重視シフトだよ。カレー、肉じゃが、ジャーマンポテト等を予定。
さて欧州旅はようやく EU 圏内へ進んでまいります。

そうこうするうちに時は過ぎ、やがて窓の外にそれらしき陸地が見えてくる。

フィンランドには万単位の数の湖があるとかなんとか、どっかで言ってたな。湖と畑と森ばかりの景色を過ぎ、やがて市街地が近づくと空港に着く。

ウィーン往復の乗り継ぎ以来となる、ヘルシンキ空港。例によって「パスポートをスキャン→ブース内で顔スキャン→窓口でハンコ」のらくらく手続きでシェンゲンエリア内に入場。周囲のおばちゃん方が盛大に手間取っていたあたり、アレをらくらくと言えるのは経験者だからだろうか。

ともかく乗り継ぎ便の搭乗ゲートを確認だけして、2時間ほどのひまつぶしタイムに入る。

相変わらず、地元ではそうそう観れない機材もちらほら。

そもそもお世辞にも広いとは言いがたい当空港、さらに絶賛改築中だったようで、いっそう狭くなっている箇所も見受けられた。

ところで、日本時間ではすでに22時近く。疲れたので、なんか買って座ろう。

ちょうどいいところにイートインありのカフェがあったので、お飲み物を買い、空いていた窓際席を確保。

ヨーロッパってすごくフルーツ系の飲み物が充実している印象がある。ここも例外ではなく、なにやら栄養価の高そうなスムージーが並んでいた。旦那さんは柑橘系、わたしはベリー系。

この4人席でそれぞれの味を楽しみつつくつろいでいたところ、空席部分に突然歩いてきたのは、アジアの中でもとりわけエネルギッシュなあの国のおばさま2人。座るのかと思いきや、単に窓の外のひこーきと一緒に写真を撮りたかっただけらしく、その後旦那さんの背後に張り付いて熱心にスマホを構えていた。いやはや、パワフルなこって。

あちらがそのひこーきです。手前でかっこよく佇むグランドスタッフ氏は、その後左側へ到着した機材にブリッジをつなぐお仕事をされていた。

しかしこのカフェ、立地がすごいわ。壁側の通路、店の通路に見えると思うが、実はなんと搭乗ゲート兼用。ここ通って乗るのもなんかそわそわするし、通路側の席にいる方もなかなか。狭いターミナルの有効利用例ではあるけど、日本ではまずできないタイプの配置やね。

秋の訪問時にはなかった気がするトナカイの皮などをウィンドーショッピングしつつ、ゲート前に移動して搭乗を待つ。

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