残夏の空に舞う (3) かがやくあか

昨日は午後ほぼ全部を使って、持ち物ダイエット(=いらないもの処分)大会を開催。思い切って足切りラインをもうけたら2箱分廃棄が出た。ひえー。土日もやるよ。
では2週間前の ITM の後半を。

嵐ジェットの離陸を待つ隙に、視界に入った赤いもの。

翼端のアクセントが目を引く。半年前、真っ先に覚えた形式。この日は猛烈な轟音を聴く機会はなかったが。
ネタ機が飛び去ると、入れ替わるようにして着陸機が。

ちっちゃ! プロペラ機って、なんだかものすごく健気に見える。

ここらで場所を変えることにした。デッキをそのまま歩いて、JAL ターミナル側へ。

間をつなぐ道の脇にはちょっとした花壇があった。花を手前に、赤いしっぽを背景にぼかしてみようとしたけれど、ぼかしすぎて何が何やら。

意外とバリエーションが多いのは、こちらも同じ。

プッシュバックする様子を真正面から眺めていたら、ん? まるでそれはハの字眉。

かたや、野球選手よろしく目の下に黒塗りな場合も。その奥では極小ジェットが食事(給油)中。

よーく観て気がついた。わ、歩いて地面から直接乗ってる。思わず2人して窓の数を数え、定員を想像しては「小さな旅」に思いを馳せる。

次々に飛ぶので、離陸順もすぐにやってくる。

六甲山系と、その手前にちょこんと鎮座する小さな山の方角を望めば、空には真夏と見紛う雲。って、これじゃ暑中見舞いではないか。

強い陽射しは、逆光気味の方角でも別の現象を見せてくれていた。

おー、光ってる光ってる。翼の光沢が素敵。
でも搭乗中なので、ちょっと顔が見えないんですよねー。動くまで待とう。んで動くと角度が変わって光らなくなったりして、などと予想していたら、動いた。

うわ。これはやっぱり厳しいか…?

そして予想通り、全体を拝める頃には強い反射は無し。それでも繊細な銀の翼は美しかった。

とまあ、こんな調子で気ままに撮っていたのだが、9月であることを忘れる熱波の中で長居は禁物。昼間は無理しないことにした。

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