しょもたんの大冒険 (4) 勾配と低空

年貢の取り立て(住民税)が久しぶりに来た。去年ある程度稼いだ証ではあるのだが、実際手にした額を思うと結構高いっすなぁ。復興とか環境とかでじわっと上乗せ分増えてるし。ぶっちゃけ支出が増えるのは痛いんですけど、まあこれもひとつの助け合い精神かね。
そんな細かい話はさておき、本日も湘南の続きを。

西鎌倉からまた1駅移動。片瀬山は随分と極端な駅である。

大船方から観ると、それなりの高さ。だが江ノ島方に回ると、

ホームと地表の落差は0.5階分程度しかない。山という名は伊達ではなく、駅のあっちとこっちで相当差がつくような地形なわけで。

あんなところに勾配標の絵が描いてあった。やたら上の方だが、運転士さん目線だから致し方ない。

74‰。箱根の80‰には負けるものの、当路線内ではトップの急坂。
このような勾配やら既出のカーブやら、無茶な条件が多発する故に、ジェットコースター呼ばわりされるのもうなずける。もともと「当社のモノレールならこんな線形にもできます!すごいでしょ!」って言うために作った路線らしいし。

この近辺をぶらぶら歩きながら、また新たな視点を探す。

それにつけても坂だらけの地区。どこが水平で何が垂直なのか、現像時にすら悩む。

相変わらず住宅が多い。走行音はそれなりにやかましいのだが、沿線の皆様はとっくに慣れていることだろう。

駅近くにとっても迫力ある撮影地があった。

こちら。低い位置から一気に駆け上っていくコースで、フェンスが結構ギリギリのところに作られた結果、高さ制限が 3m などという数値に。せっかくなので低さを表現してみる大会を開催…と思ったんですけどね。

この高さ(低さ)で来られると立ってるのもビビるわ。なんにせよ、広角で撮ってこの距離感になるのは明らかに普通の間合いではない。

ということで恒例の「旦那さんに『ものさし』役を頼むシリーズ」で。たぶん踏切通過する普通鉄道よりは間隔開いてると思うんだけど、真上を通過するのは体感距離が違いますな。

なお、フェンスに背を向けて見上げると 4m 制限のワイヤーが張ってあり、こちらで観てもやっぱり低いものは低い。

ところで、ここは終点まであと2駅という地点。しかも高台。

よって、頑張れば構図に海をつっこむことも不可能ではない。ただし付近に交差点があり、わりと高確率で自動車にかぶられたりする。
ではそろそろ、その海方面に向かって坂を下っていきますかね。

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