千葉の電車がこんなに空飛ぶわけがない (6) 青の歓喜

貰い物に向かって贅沢な話ではあるが、ぶどうヘビロテにもさすがに飽きて、ついケーキ。まああと1房ちょいだし、なんとかなるでしょ。まあそんなわけで千葉モノレールの巻ラスト。

最後にひとつ残った目的、それは去年入った新車「0形」。

当時の所属数は3編成。この日は本来なら2本運用に入っているはずが、車庫で観たのはのんびり昼寝する2本。じゃ走ってるの1本しかおらんやん! 後半になってやっと見かけた1本を後追いしたのが、ようやく最初の1枚。
えーと。あれ千城台行きやね。じゃ、あれが戻るまで来ないってことすか。それで一旦改札を出て、多少うろうろしたりして時間をつぶしていたという次第。

2号線は往復すると約1時間。そろそろということで、再び長いエスカレーターを上がる。壁ではグッドデザイン賞の受賞報告が嬉しそうに連呼されていた。

さて。最後の主役がようやく現れたので、乗りますかね。千葉みなとまでだからすぐだが。

この新形式には「アーバンフライヤー」という愛称がつけられている。どことなく微笑んでいるようなマークをくぐって車内へ。

運転台後ろの窓にも、同じロゴが。インテリアも雰囲気を合わせたのだろう、車内灯も丸い。

ふと見上げると、燦然と輝くスリーダイヤ。しかし、ここで「ワンマンって英語だと Conductorless なのかー」と思う前に「ワンマン」のフォントを推測してしまう職業病。

そして目玉のひとつと言われているらしい「窓」。貫通扉のガラス部分が下まで拡大し、さらに乗務員室の床下まで一部ガラス化。飛んでる感さらに強調。高いところ駄目な方にはとんでもないだろうが、我々は興味津々。

はい到着。5分程度の乗車体験はあっという間に終了となった。

時間帯にもよるのか、あっという間に折り返しの乗客が乗り込んだので、車内保存はほどほどに。とりあえずオレンジがいいアクセントカラーになっていることはわかった。あと椅子がちょっと最近の京阪ぽい。

この後、すごい勢いで反対ホームに移動し、1本先発の列車で先回りして、そごうできっちり編成写真を確保。次来ることがあったら、もうちっと遭遇機会も増えていることだろう。
こうして、あれやこれやと楽しめた千葉であった。まあ痛電車を差し引いてもそれなりに見どころあってよかったよかった。

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