春は西遊 ’13 (1) 明日が駆ける山・1

社会復帰初日。しかし眠気やらなにやら明らかに疲れがとれきってない感あふれる午前中であった。午後からなんとか持ち直したからよかったようなものの。まあそんな感じでぐだぐだな休み明けとなっておりますが、そこまで体力つぎこんだ連休後半の話に入りますかね。

既出の通りわたしの実家は関西である。が、我々はグリーン車で颯爽と大阪を通過し、なぜか広島にやってきた。そして今回複数あるターゲットのうち、1つめに早速着手。

広島高速交通。と言われてもなんのこっちゃだが、要するにアストラムラインである。
ここ3年で3回の広島経験はあるものの、基本は広電に全力投球、気が向けば在来か幹線、というのが通例で、車両の姿すら観たことがなかったこの路線。こちらへようやく足が向いたのは、最近始めた新交通全国制覇にあたっては遠方をさっさと攻略した方が楽というのが理由だったりする。

始点は本通。近隣でさっとうどんをすすってから、駅に戻って活動開始。

改札目の前にロッカーがあって楽だった。大荷物はこちらへ。

もうこのパターンが何度か続いているのでおわかりと思うが、まずは終点まで乗りにいく。

で、乗る前から目新しい点がひとつ。この路線、3駅が地下駅。
ふつう新交通といったら大半が高架で、せいぜいコスモスクエアとその手前が地下だったかな程度なんだけど、ここはその3駅間が完全に地下。よって自然光は一切なく、ホームだけ観てると南北線か京都みたいな雰囲気。

路線は「?」の上半分みたいな形状。

さて列車がやってまいりました。地下で全面ホームドアときたら入線写真など望むべくもなく。

とりあえず先頭に乗車。デザインアクセントは概ね黄色とドットが基本のようだ。

そしてもうひとつ驚いたこと。こうして撮っている背後は「乗務員室」。がっちり壁と窓で仕切られ、さらに運転士さん登場。えっ、ここ有人運転なんすか…。

想定外の要素もありつつ、じきに発車。城北駅を出た後は高架区間となり、二重窓ながらも前面展望をそれなりに楽しめるようになった。ただし運転士さんの真後ろの窓は広告で完全封印されているため、左サイドの細い窓から1、2名様限定。

それにしても、進むほどに背景がどんどん山になっていく。他所で目にしてきた新交通の車窓は大半が海系だったので、違和感というかなんというか不思議な感覚に襲われる。

長楽寺のあたりには車庫。その隣に交通科学館という施設があるようだ。

というわけで、30分少々で終点到着。

広域公園前。当駅も含め近辺には大学などもちらほらあり、開業にあたっていろいろ誘致したであろうことが窺える。

せっかくなので外に出てみよう。御多分に漏れず、駅奥の引き上げ線は長めにとってある。

そしてここもやっぱり延伸する気満々の終端であった。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。