小さな電車の日 (2) 移動と実践

このあとライブ。の前にひと仕事、というわけでもないのだが、手狭で仕方なかった本棚を新調。寝室に横置きしてる雑貨棚とまったく同じものを仕入れ、組み立てて居間に縦置き。うまい具合に全部収まってめでたし。整理整頓大事やね。
では本日も都電車庫におじゃました巻の続き。

トラバーサに乗っかっていたのは、あの「花100」であった。

当初予定ではこれを使ってオープニングセレモニーが云々の予定だったものの、諸般の事情により取りやめに。それは残念だったが、装飾オールオフの素の状態を観れるのはこれはこれで貴重な機会。
とのんびり眺めていたら、突然動き出した。しかも横に。あわわ。

要するにトラバーサ実演ですね。普段は塀の向こうからむりやり覗き込むのが関の山なんで、目の前でじっくり鑑賞できるのは楽しい。なお、旦那さんはトラバーサ本体が日車製であることを目ざとくチェックしていた。

青い空に似合う白い車体。よく観たらしれっと本日限定幕が入っていたが、また何かの節目で晴れ舞台があるといいねぇ。

そういや、さっき車庫棟入口付近で、ケーキだった時のチョコプレートが高い所に置いてあったな。

と思って付近を観たら、他のデコネタもかなり綺麗に保存してあった。外してもやっぱケーキ。

あ、こっちは花のデコちゃうよ。模型と実車のコンビネーション実現。これ絶対タイミング合わせてるよな。

トラバーサと棟の間に設置された休憩スペースも、語らずともこれが何であるかは一目瞭然のしつらえ。いろいろエコというかなんというか、手持ちの駒は最大限活かすぞという心意気。

トラバーサから少し離れた所で、またなにか別の気配がする。人も少し集まっている。なんだろう。

レール曲げ実演だった。都電は半径の小さいカーブが多く、その半径も場所によって様々。この機械を使って少しずつレールを曲げ、最後は型を当ててチェックするらしい。

んでその型というのが、まじで半径別に大量に積まれていた。様々にも程がある。

レール曲げのすぐ横には、ポイント切り替えのよくわかる解説コーナー。

これがスプリングポイントというやつですな。そのスプリング自体は解説用に抜いてあり、切り替えは職員さんが手動(足)で。だから別に蹴り入れてる訳ではない。

さらにレールの重さを実感するコーナーも。たったこれだけで 8kg。まじ重かった。

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