試される星都 (10) 冬だけの俯瞰方法

停電なかったよ! これも皆の節電の成果かな。それとも休眠していた発電所動かし始めてんのかな。ここで油断して突発で落ちられても困るんで、引き続きエコ生活に励もう。
さて今日も札幌の続き、市電編だいたいラスト。ネタストックだけはやたらあるんで、さくさく進めないと。

続いてやってきたのは幌南小学校前。土曜だからか、お子様の数はまばら。

相変わらず天気はいい。撮影には快適だが、路上の雪はすっかりこの通り。ま、いっか。

観ての通り架線がかなりアレなものの、見晴らしの良さを評価して、しばしこの歩道橋の上で撮影タイム。吹きっさらしで冷えるから長居はしなかったが、人通りが皆無に等しくてよかった。

ほらまたきた。と車両に対して思いつつ、背後の山々に陽が当たったのを好機に撮る。
現場では気づかなかったのだが、その山の中腹にある塔っぽい屋根は東本願寺のものだった。あれ、うちの実家と同じ宗派やん。世間狭いねー。

そんなお寺と電車を見下ろす藻岩山。ロープウェイが運休中で乗れなかったのは残念。

さらに移動し、今度は資生館小学校前(学校多いな)。朝から動いていることを考慮して、ここを最後の撮影ポイントとすることになった。

ここには実に広い中央分離帯があり、積雪もこのとおり。ガードレールの内側に積もった分が都合良くほどほどに固まっていたので、その上に登ってみるとナイス見晴らし。視点が 1m 近く高くなり、わたしの背でも軽く上から目線で撮れる。いいね。あ、といっても前面は道路なんで、安全を考えて重心は後ろにね。

そこへ折り返してきたのは、またしても「アルバイト」車。

その行き先表示からすると、これから車庫入りするのだろう。と、さっき車庫で覚えた知識。いやほんとお世話になりまして。

最後に、折り返しの原色(という表現でいいのだろうか)を撮って締めにしよう。

と、そこへ迫り来る影。えぇ、右側にもう見えております。これまたよく見かけたスーパー銭湯か何かのラッピング車。

をどうにかやりすごして、グリーンの真正面をなんとかとらえる。
ぴろりろりろりーん。この半日ですっかり脳にしみこんだ、発車合図のホーンを聴きながら、目の前で角を曲がって去る電車を見送った。

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