地上の鳥と冬に咲く花 (6) 街角は飾るよ

細かい作業すると目も疲れるけど、背中とかも結構凝ったりするもので。後でほぐそうっと。
で、まだまだあるよ鹿児島のネタ。1日めの巻はここまで。

中央駅から路面電車で少し行き、高見馬場近辺で今回のお宿に荷物を置く。
さっそく夕餉にと歩いて出かけた先は、市内有数の繁華街、天文館一帯。しばし店選びに悩むも、なんとなく入った焼き鳥屋さん。たまたまカウンターが空いていたのですぐ座れたが、後から後から予約なしの人が現れては断られる。も、もしや人気店? かどうかは定かでないが、実際出てくるものがいちいちどれも美味い。地鶏の刺身が絶品だったり、鶏の味が濃いね。他にもきびなごの刺身やら豚足の唐揚げやら。そして焼酎をショットでほいほい楽しむ旦那さん。

そんなこんなでほろ酔い気分。宿近くの交差点まで戻ってきた。ここでおもむろにカメラを取り出す旦那さん。この交差点を通過する電車を流そうというわけで。しばらく流すのを観ているうちに、わたしも参戦。

連接車を観ると、似ているようで違う広島のアレを思い出す。

おや、ここでひこーき分が入ってくるとは。

これが話に聴くチキンラーメン編成か。夜でも目立つね。

一方、時代を感じさせるものも。新旧共存なのはどこも同じかな。

中央駅周辺の夜景が気になるので、行ってみようか。

とりあえず電停で時刻表を観る。が、さすが市電。夜の本数はかなーり控えめ。じゃ、歩くか。
しばらく進むと、橋のたもとにひとつの像が堂々とたたずんでいる。

その手つきを観て「薙ぎ払え!」って旦那さんが言ったもんだから、もうそうとしか見えない。大久保さんごめんなさい。でもそう見える…。

閑話休題。その橋付近から駅の方を眺めてみると、回る光が見えた。

前述の通り本数が少ないもんで、電車が来るタイミングと観覧車が点灯するタイミングが意外と合わなかったりする。

せっかくなので、もっと近くに行こう。

観覧車を斜めに観る位置に立ってみた。おや、この形は…あ、ツリーだ! 他にも雪の結晶やクリスマスリースらしきものもあって、なかなか季節感のある演出で良かったかも。

ちなみに全点灯だとこんな感じ。1列分ライトが故障しているっぽいのが惜しまれるが、贅沢は言うまい。

ここまで来たので、最後に電停近くでもちょっとだけ。

家路を急ぐ人々で車内は埋まっている。

ふと振り返ると、向こうのビルが観覧車の華やかな光を映していた。
南国とはいえ12月。冷え込む中を宿へと戻る。途中にラーメン屋があったらな、などと話しながらの帰り道だったが、残念ながらそう上手くは行かず。コンビニでスープを買って帰った。

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