欧羅巴交響曲 II スオミの夏 (2) Hotelli Seurahuone Helsinki

今日は北摂民向けの花火大会。たまには生でゆっくり観たかったんで、あえてカメラらしいカメラは持たず、夕食後に近所の高台からまったり鑑賞。遠くても目で直接観るのはやっぱりいいね。
さてヘルシンキ初日ですが、まずは2泊お世話になった宿泊施設のお話から。

今回のお宿は本当に駅からすぐ。駅前電停を渡ったところにある。

後で撮り直したが、なかなか味のあるビジュアル。それもそのはず、どうやら開業から軽く150年以上は経っているらしく。江戸末期にはもう存在していたことになる。すごいなー。

雨が小康状態になるのを待ってチェックイン。中はちゃんと今風に綺麗。ただ一番驚かされたのは部屋ではなく、フロントから上がってくるエレベーター。

こちらがエレベーターのドアでございます。とてもそうは見えない。つーかただのドアにしか見えない。が。

かごが着くとドアロックが外れるから自分で開けるんだよ。なんじゃこりゃー! しかも、この構造からおわかりかもしれないが、なんとかご本体に扉が一切ない。つまり、乗ってる間は正面の壁が常に動き続けている状態なわけで。「乗ったらドアから離れてね」の注意書きの説得力たるや。
いやびっくりしたわー。プラハ宿のエレベーターとはまるで違う方向のレトロ物件。

と、そんな意外な側面をお持ちのお宿。

フォローしておくと朝食会場がなかなか素敵だよ。ただ我々の滞在時は利用客の日本人率があまりにも高く、またしてもシェーンブルン現象を味わう羽目になったが、まあそれはそれ。

あと、ブッフェにしれっと並んでる茶色い挽肉に似た物(写真右下)には要注意だ。実は穀物の粥に近い料理で、これ自体はほとんど無味。どーしても食べたい方はなにかかけてお召し上がりください。ヨーグルトのトッピング枠で用意されてるベリーミックスも一切甘くないので砂糖掛けおすすめ。

話をチェックイン日に戻そう。

そろそろ夕方。雨も落ち着いてきたので、夕食処を求めて早速外出する。あ、後ろの国旗たなびいてるのが中央駅ね。
ところで、なぜヘルシンキに立ち寄る旅程にしたか。それはいうまでもない。

でんしゃですよ。現在この街にいる最新型車両が、この黄色い線の入ったやつ。

んでこっちが旧型。他にもバリエーションはあるのでおいおい出すよ。ちなみに行先表示がやたら長いのは、上段にフィンランド語、下段にスウェーデン語の併記だから。いずれも公用語。

しばらく待って3系統に乗車し、ちょっと乗って下車。この先にお目当てのお店がある。

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