欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (38) Náměstí Míru

午後から運動のため散歩に出ようとしていたんだが、家を出た瞬間パラパラと降り始める雨。いやーな予感がして家に戻ると、ほどなくしてどばっと大降りに。あぶないところだった。仕方がないので明日から本気出すってことで。
んでプラハの火曜日、電車たっぷりの時間も終わりに近づいてまいりまして。

最後の本格的な撮影地に選んだのは、本駅から南へ少し下ったところにある広場。Náměstí Míru とは直訳すると「平和広場」。あれ? ミールってソ連の宇宙船で昔あったよね。チェコ語とロシア語で共通する響きの単語は他にもちらほら見かけたので、文化的な影響はいろいろあるんやな。

地下鉄の猛烈にながーいエスカレーターでおもてへ出ると、平和そのものの穏やかな光景。ざっと観た限り観光客らしき人の姿はほとんどなく、ほぼ地元の皆様っぽい風情。

広場のはしっこ、ちょうどいい木陰にベンチを発見。休息と撮影を兼ねる。

ここにも22系統が通っている。城下町よりさらに西へ、東はここよりももっと郊外へ。長い路線だ。

4系統は南西の新興住宅地へ向かう、比較的短い(プラハ基準)路線。

といった感じで合計5種の系統が出入りしている。地下鉄駅もあるからそこそこ便利。

朝見かけたアエロフロートも来てた。全体で観れば原色が基本でラッピングは少数派ではあったけど、いざやるとなると全面派手に行くのは思い切りがいいというかなんというか。

もともと狙ってたのは、広場の中心にある教会を合わせた絵。

芝生の周囲を巡るように線路が敷かれている。広場では、芸術系の専門学校か何かのイベントが開催中。

まあしかし天気がよくて写真映えするのはいいんだが、暑いわ。そりゃ地元のおねえさんもジェラート買うわ。

バッチリ晴天下での撮影をさくっと堪能して、我々も退避。

なに、どこへ退避かって? そりゃ決まってるじゃないすか。

さっきのおねえさんも買ってたジェラートの供給元が電停真ん前にあってだね。前述の通り観光地っぽさがまるでなく、英語が通じるのかもあやしかったが、暑さには勝てぬと突撃。

買えました。まあこの手のお店は指さして味と形状決めればなんとかなるっすね。あと一応英語通じてた。プラハ市内は大丈夫か。ともかくごちそうさまー。

さて、ちょっと疲れてきたし引き上げるか。今度は地上の電車でのんびりと涼みながら。あれ、両側にドアがある。両運転台だったのか。

3つの系統を乗り継ぎ、また BILLA で水を買って宿に戻った。しかし水は飛ぶように売れてたなぁ。さすがにこの猛暑、誰にとっても暑い日だったようで。

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