欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (30) Náměstí Republiky : 2

本日は夕方からプチ懇親会。に向けて、慣れない仕事(なんと隣の島からのヘルプ依頼)をガンガンやっつけていたところ、神戸方面を襲う豪雨らしきものが見えて騒然とするオフィス。直撃食らわなくてよかったー。
そんなこんなでプラハの月曜、最後はやっぱり食べ物の話。

それにしてもプラハ滞在中の疲労は半端なかった。想定外の猛暑でまいったのに加えて、慣れない石畳で足が痛い。その相乗効果でぐったりしていたわけだが、なんとか動けるようになったところで夕食に出かける。

めんどくさいからまた市民会館地下で済ませるお手軽コース。リピートして気づいたんだけど、窓とかに描かれている模様、どう観ても大半が植物。窓中央上部のはホップで間違いなかろう。だとすると中央は麦? 植物モチーフにするのがアールヌーヴォーの特徴、と後で確認して納得。

そんな素敵な店内を改めて眺めつつ、黒ビールで乾杯。あ、まぎらわしいようですが、チェコ名物ピルスナーウルケル(テーブルクロスやコースターにロゴ入ってる銘柄)ではございません。コゼルです。どっちにしろチェコブランド。
でだ。またここへ来たのは、前回頼まなかった他の料理が気になったからでもあり。

どーん。骨付き豚のロースト。ガイドブックにもこの店の料理代表で載ってたくらいなのできっと看板メニュー。こう見えて2人で分けるのにジャストな分量で、ちょっとずつ削りながらおいしくいただきました。やっぱヨーロッパの肉料理にはビールが合うよねー。
ってせっかく異国の味を堪能してんのに、店内で奏でられるアコーディオンから「上を向いて歩こう」「さくらさくら」「知床旅情」が出てくるのはどうなっているのか。そんなに日本人来るんか。まだモルダウの方が納得感あるわ。

満足して外へ出る。

無理はできないけど、ちょっとだけそのへんで腹ごなしといこう。

電車と建物ばかりガンガン撮って、何気ない街のアイテムをうっかり撮り忘れることもよくある話。ふと思い立って方向案内板を記録。数日滞在すると、だんだん主要施設がわかるような気がしてくる。発音できんけど。

平日のだいぶいい時間だけど、まだまだ歩いている人は多い。

これで夜の9時っすよ。まあこれじゃ夜になった感ないか。

電車もラッシュ時ほどではないにしろ、かなりいい頻度でやってくる。

ただ「車庫行き」がちらほら出てくるあたりは、やっぱりそろそろ一日の終わりなわけで。

長い昼がようやく終わりを告げる頃、我々も宿に戻り、また明日に向けて休養をとる。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。