欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (12) Plzeňská restaurace

今日は近場でおでかけを済ます。ちょっと宝塚まで行って、散歩がてら電車と展示をつまみ食い。ついでに復路で途中下車、新規うどん屋を開拓。なかなか国内に頭が戻ってこないんで、しばらくはリハビリ期間かもしれんな。
さてプラハ旅は現地初の外食タイムでございます。

レトロ電車の終点 Výstaviště Holešovice はコンベンションセンターとか水族館とかアリーナとかがある地区で、市街中心部からはちょっとばかり離れている。

公園のはしっこにループ線が敷かれていて、ここで他の一部電車も折り返し運転を行う。

もうちょっと余力があればループ見物もよかったんだが、やはり水を切らしていたのは痛かった。これに懲りて以降、現地でガンガン水を買い始めたのは言うまでもない。

では戻るとしよう。お目当ての系統が来るまで、なんでも撮って待つ。

地元っ子は実に涼しそうな格好をしていた。それをうらやましく眺める長袖の日本人2名。

まあともかく宿近辺まで戻ってきまして、お食事処候補に挙げておいた店のひとつに早速行ってみることにした。

どーん。この立派な扉、どこかというと朝に通過した市民会館。立派ですね。

至る所に美しい装飾が施された階段をぐるりと下り、地下1階へ。

これまた壮麗な廊下を進むと、目的のお店がある。上写真は食後なんで店入口が背後にあるわけだが。

なわけで、本日の昼食会場はこちらでございます。

英語で書くと Plzenska restaurant(あんまり変わらんね)。300 人超のキャパを持つ、とっても大きなレストラン。メニューは多言語対応でなんと日本語版まであるのだが、驚くには早かったと気づくのは食後のこと。

店内もまたアールヌーヴォーのお手本のような装飾にあふれており、料理が出るまでの待ち時間にも目を楽しませてくれる。

でだ。まだ定番チェコ料理を食べていないので、ここで行っときましょう。

グラーシュといって、パプリカベースのビーフシチューのようなもの。中央ヨーロッパではいろんな国で出されるド定番。なんだけど前回の欧州旅(ウィーン&ブラチスラバ)では食べなかったので、これが初グラーシュ。
いやこれうまいっすよ。付け合わせのクネドリーキ(チェコ風蒸しパン)にも超合う。旦那さんのビールも進む。これで 250 Kč(約 1000 円)は観光地価格にしても妥当だわ。ただお会計をお願いした際、無難に英語で “Check please.” と伝えたら、なんと店員氏が「おあいそ?」。おいおい。誰やそんな日本語教えたの。

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