欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (7) Malostranská : 1

九州の雨がえらいことになっておりますが、今日は関西もだいぶ降っておりまして。出かける用事(歯医者とか床屋とか)は幸い午前中に済ませたからよかったものの、午後から警報が出るレベルの大雨。明日はましになるかなぁ。
では引き続き欧州旅、そろそろ鉄分が増えてまいります。

そのまま橋の西岸を北に向かってぶらぶらと。

アーチ状の通路をちょっと覗き込めば、なんだか隠れ家的なレストラン。

石畳が続く道の片隅には、街の景色に馴染むツアー用のクラシックカー。人力車ポジションと言うには新しすぎるだろうか。

見慣れない風景は楽しい。ちょっとした標識もそれぞれの土地に応じたセンスが出る。これは飛び出し注意だろうか。この付近で別の観光スポットにも寄ってみたけど、残念ながら営業開始前。明日以降に出直そう。

しばらく行くと、トラムと地下鉄両方の駅がある Malostranská に到着。
今歩いてきた地区の名前、ガイドブックなどでは「マラー・ストラナ」と表記してあるのだが、電車を使っているとその綴りで観ることはほぼなかった。駅名は上記の通りだし、1電停隣の広場も “Malostranské náměstí” という。よって当家では「まろ」と呼ぶようになる始末。
そんなまろですが、電停で待っていると電車の標本がよく撮れる。

もちろんタトラたっぷり。銀色塗装は斬新やね。どうやら、部分低床車改造したものがこの色になっているようだ。

かくかくしたもの(T6A5 等)もいらっしゃいます。

が、多数派と思われるのは丸いフォルムが特徴的な T3。次から次にどんどん来る。ただ、幕を改造してあるものとないものがございまして、概ね 8000 番台は改造済。

7000 番台は未改造、ロゴもあえて最新のものを貼っていないようだ。で、こっちのグループは “Nostalgická linka” という枠で 23 系統固定運用。さすがに現地においてもこのクラスはノスタルジック扱い。

近年数を増やしているシュコダの 15T。ただ配属路線に偏りがあるのか、遭遇率が低い時もあった。

と、意外に待たされたが、目的の 2 系統に無事乗車。

早速 T3 ですよ。そうはいっても車内には、行き先や次の電停を教えてくれる設備が追加されている。なお車内アナウンスも自動音声があるが、なぜか出発直後ではなく到着直前に流れてくるので、車内表示を目視するのが確実っぽい。

降りるボタンもございます。dveře=ドアなんで、どっちかっつーとドア開けるボタンか。ウィーンと一緒やね。

さ、目的地に着いたよ。城の北にある車庫前。では早速まいりましょう。

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