OtiS IV

会社の福利厚生イベントが開催され、なんちゃって会社員の自分もお誘いいただいて参加してきた。まあしかし天気のいいこと。すっきり青空で気持ちよかったが、それより暑くて。もう梅雨終わったかと思うレベル。
さてこっちの話も進めていかんとね。連休福井はここから本題。

駅前から武生行きに乗ったのには、お布施以外のちゃんとした理由があった。福井立ち寄りの原動力となった車両を迎えに行き、なおかつ乗車もしようという狙い。公表されていたダイヤから検討した結果、神明で乗り換え可能と推論。幸い、数分ほどで主役がやってきた。

こちらの方です。
かつてドイツから高知のとさでんに渡り、しかしいろいろあって手放すことになり、新たな引き取り手として名乗りを上げたのが福鉄。こうして第三の人生(車生?)を得た車両は、レトラムという新たな愛称も手に入れた模様。

では早速乗ってみましょう。

車掌さんが手動でステップを展開してくれる。おやおや、なにかドイツ語が書いてありますね。

車内アナウンスもその場でしてくれるスタイル。

ちょっとしたボックスシートのような座席は、なかなかの座り心地。腰から下の壁の模様もいいアクセントになっている。

しかしこの車内、ドイツ語の数が半端ない。

挨拶や身体の部位など、よく使いそうな単語や言い回しが掲示してあるのはともかく、明らかにどこかの街の実物としか思えない路線図がどーんと貼ってあったりする。えーと、どこすか。ヒントを探そうとガン見しても、中央に Hauptbahnhof と書いてあるのみ。いや、はうぷとってどこのだよ。うんうん唸っていたら、なんと連結部の壁に答えを発見。

あ、はい。シュトゥットガルトですね。再移籍にあたってわざわざ現市長からコメントが届いた模様。

なんにせよ、せっかくなので車内あれこれ観て回る。
レトラムは基本的に臨時列車としてのみ運行されており、既存ダイヤの合間を縫って走るため、専用軌道区間をガンガン飛ばす急行となっている。やや空いていて観察も楽だったのは、祝日の午前中なのに加えて、停車駅がやや少ないのも理由だったかもしれない。

うん、読めん。ウィーン旅の後ドイツ語になんとなく親近感が湧くようになり、ごく簡単な挨拶や短文などにも多少馴染みは出てきたのだが、その程度では普通の広告はわからんっすね。

こういうのはちょっとわかる。ウィーンでもお世話になった降車ボタン。でも降り口はここじゃなくて中央部。

さすがに運転台周りは改造されていたけど、頭上にはドイツ語表記がそのまま残る部分もちらほら。

そしてテプラされた車籍表示は、この車両がたどった数奇な道のりをはっきり示していた。

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