異邦人、香港に遊ぶ (20) 叮叮再次・6

恒例の「年に一度プロに記念写真を撮ってもらう会」を予約。11月は七五三でたいそう混む、と横浜時代に学習したんで、そこを外して来月初旬でお願いすることに。何着るかはぼんやり考え中。またスマートカジュアルかね。
では本日もトラムぶらぶらの巻。なお、翌日以降はほとんど撮れておりません。

もいっちょ撮りたいものがある。よって移動のため素早く電停に引き返しつつも、途中で電車が来れば足が止まる。

東行き(盧押道)はいかにも電停らしい形状だが、西行き(汕頭街)は歩道直付けタイプ。道狭いからなぁ。

あ、ちなみに前記事の質屋、目線が高い方の写真はそこで撮ってます。電停の真ん前に公営のサッカーグラウンドがあって、その脇にあるスタンド席。少なくとも昼間は出入り自由っぽい。食事広げてる人とかいたし。

てことで中環付近。朝も中環スタートだったんで、ふりだしに戻った感。

こちらも狙いは建物とのコラボ。前立法會大樓と電車をどこでどう組み合わせるか思案していると、後ろからスーッと接近してきたものがいた。

わー! なかなか会えない 120 号車やないですか!

どうやらハッピーバレー行きのようだが、残念ながら折り返してくるのを待つ時間がない。せめて全力で見送ろうと電停まで追っかけ。

でもすぐ後ろから別車両が来ちゃったんで、これが限界。まあでも元気そうでよかった。これからも最古参としてシンボルの役割を果たし続けてほしいものだ。
しかし、そういう「伝統的イメージの広告塔」な位置付けの車両って国内外を問わずいるもんやね。日本で言うたら阪堺のアレとか広電のアレみたいなもんでしょ。

と、予定外に盛り上がったところで、本来の目的を果たしにオサレなビルへ。置地廣塲(Landmark)といって、道路を挟んで建つ別々のビルを渡り廊下でつないだ構造のショッピングモールがある。廊下の一部はトラムが通る道路にも架かっていたりする。ので、

あらちょうどいい。地上目線では見えづらい屋根も見えるから、大樓が欧風と中華風のミックスでできていることもよくわかる。

現代的なビルに囲まれてもなお、歴史をたたえた風格は衰えることなく存在感を放っている。
そんなこんなで、昼食にはまだちょっと早い頃合。では、ごはんの前にもうひとつの被写体に会いに行くとしよう。

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