OtiS IV

寒いし作り置き楽だし、と今日はシチューにしたのだが、材料のひとつとして入れた牛乳がわずかに余り、それを飲んじゃったのがよろしくなかったようだ。ここ数年で牛乳耐性が極端に落ちたなぁ。昔は毎日飲んでたのになんでやろ。
さて香港初日、早くもメインイベントのお話。

それは我々が上環に着いた頃から、既に待機していた。

電停から微妙に離れて停まっている、100年近く前の形式を参考に復刻された68号車。幕の表記は「遊覧電車(Tour Tram)」。これが今回の目的のひとつ。
今年初頭から運行開始された、この車両で巡る上環〜銅鑼湾間のノンストップツアー。電車全景遊という。英語表記では TramOramic Tour。最初なんのこっちゃと思ったが、おそらくトラム+パノラミックをくっつけた造語。

どのへんがパノラマなのかというと、答えは車両の上層階にある。前半分が屋根なし。壁も柱もなく、あるのは低い手すりのみ。オープントップバス並みの、どオープン状態。
ツアーは朝から夜まで1日3往復(片道コースのみなので合計6便)設定されており、前回あまり夜を堪能できなかった分も考慮して夜便を選択。事前のネット予約も可能で、当家は1ヶ月前に張り切って予約したが、よほどのハイシーズンでなければ当日飛び入りも可能かと。ちなみにお値段は大人1人 $95(当時 1300 円くらい)。

でだ。出発20分前までに電停に集合、という事前案内の通り、電停で待つのかと思ったんすよ。のりばの柱にそれっぽい装飾もついてるし。ところが、印刷した予約票を手に電停に行ったら、中の人が寄ってきて「あっちに行って乗んなさい」と言うではないか。気づけば車両の扉が開いている。本来なら軌道敷内のど真ん中を歩くのは躊躇われるが、指示ならば仕方ない。えーい行ってしまえー。
車内には係の人と思われるお姉さんがいた。最初はお互いに意思疎通がちぐはぐだったが、「車内で待機したいんすけど」『どうぞどうぞ』よしおっけー。んじゃ早速上階へ。

木の椅子が進行方向に対面して並ぶ。最前だけは中央を向いて座る2人席が向かい合っており、先客(おそらく本土民の女性2名)と我々でシェア。つーか、予約客この2組だけやったんですわ。まあ日曜夜やし。

頭上はこのとおり。いつになく開放感。これは確かに景色もよく見えそう。

あと何が新鮮って、普通の車両からではろくに見えない架線が近い近い。停車中なら先行車両のトロリーポールも間近で観察できちゃう。

まだ時間があるんで、下フロアも見物。

過去の車両写真などが展示されている。木の風合いが強調されており、これはこれでいい雰囲気。

前が見えない代わりにか、モニタ等も設置。模型かわいい。

椅子の座り心地はこっちの方がよさそうね。あいにく雨で上階に出られない場合に、ウィーンのリングトラムみたいな使い方をするのだろう。そもそも雨の日に運転するのか知らんけど。

発車直前。係のお姉さんがやってきて、あれこれ渡してくれた。沿線ガイド音声(8ヶ国語対応。日本語あり)を聴くためのイヤホンと、ツアー特典として付いてくるゴールデンチケット。

ツアー終了後、普通のトラムが乗り放題になる。この期限が事前情報では極めてわかりづらく、公式でも「2日間有効」としか言ってないが、我々がもらったモノは「乗車の翌々日まで有効」(乗車は16日)。いくら夜とはいえ乗車当日にも使えることを考えると、実質期限は2日間より長いことになる。

それと、香港トラムではおそらく唯一、車内で無料 Wi-Fi が開放されている。実況してもらえば PR になるってことだろう。せっかくなので、乗車中はこの電波にも乗らせていただいた。

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