欧羅巴行進曲 (64) 第四楽章/Schwarzenbergplatz : 3

なんか最近白髪が増えたっぽい。今んとこ見つけるたびに抜いてもらってるんだが、もっと割合が増えてきたらそうもいかんねぇ。両親とも見事に白髪タイプなんで、いずれ自分もあんな感じになるんやろなぁ。
なわけでウィーンのお話水曜日分ラスト。残りは1月中に終わらすのが目標。

この街で過ごす夜もこれが最後。と思うと名残惜しく、そのまま交差点で居残り撮影は続く。

さすがに20時半を回ると車も減ってきて、電車流しにはほどよいトラフィック。

新しかろうが古かろうが、ここの場合はいつどれが置き換え対象になるか不透明。来るもの拒まずどんどん流す。まあ打率低いから必然的に打ちまくって当てにいくしかないっつー話もあるが。

オペラ座方面からの線路上、いよいよ木の色づきが良くなってきた。結局このへんは翌朝もまた撮ることになる。

市内いろんなとこを巡ってガンガン撮ったつもりでいたが、灯台下暗しとはこのことか。あるいは「街の風景との組み合わせ」を最重要視したために視点が抜け落ちたのか。

インペリアル前のカーブが編成撮りに最適であったことには、この時まで気づかなかった。

ので、気づいた段階からでも遅くはないので撮っておく。

が、その課題を着々とこなしているうちに、旦那さんがふとあることに気づく。このカーブを通過するとすぐに、直進(2系統)か右折(71、D系統)の2択を迫られるトラム。で、いつどうやってポイント切り替えてんの? という。非常に今更ながら考察タイムに突入する我々。

見上げればそこには信号。中央の線2本が進行方向指示、左右の2灯で進行か停止かを指示しているものと思われる。

続いて足元を観察。線路間はコンクリのパネルが敷かれており、一部だけ金属製。このへんがあやしいと目をつけて通過シーンを凝視。どうやら、奥の細長い部分(サインの左上あたり)を通過するタイミングで、信号が反応しているように見える。あのへんに地上子が埋まっていて、上を通る列車の種別によって切り替えているのだろうか。

なお、カーブを出るか出ないかのあたりで、歩道上にでっかい地上設備が置いてある。右のポスター貼ってある箱に SIEMENS のロゴがあったので、おそらくコレも信号制御に関わるものであろう。

と、途中からすっかり研究のお時間に変わってしまったのもまた一興。

なんだかんだで21時を過ぎてしまった。明日は寝坊できないし、そろそろ引き揚げよう。

所変われば標識も変わる。路傍を見上げつつ、ドイツ語の勉強らしきものもしつつ。

5日間世話になったお宿とも明日がお別れ。朝はまたチーズ食べ放題を堪能するとしよう。

※続きはこちら→(65) Schwarzenbergplatz : 4

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。