欧羅巴行進曲 (56) 第四楽章/Hietzing : 2

相当久々に駅&沿線での幹線撮り。久々すぎて「こんな爆速なもん(通過列車)よく撮ってたな」とか「山陽ひますぎてつらい」とか、軽く忘れかけてたいろんな感覚がじわっと。あ、結果は気にしない方向で。
じゃ今日も引き続き、ウィーンの宮殿近くで電車撮る話。

電停と地下鉄駅のあるところ、必ず屋台あり。ここも例外ではなかった。

ホットドッグ屋に犬。安心してください、共食いではありませんよ。お店のおっちゃんから端切れのベーコンかなにかをもらったわんこ、嬉しそうにしっぽを振って去っていった。

斬新だったのは広告枠が立体物 OK な件。コレは別荘ですかね。他にもファブリックとか金庫(!)とか。

ああでもないこうでもないと試行錯誤する30分少々の間、つい他のモノに目が行くこともある。

あっ、ユンカースだ。今調べたらガス器具メーカーで、「あの」軍用機を作ったまさにその会社だったが、「あの」を説明すると長いので省略。クルマ本体は住設屋さんのようだ。

庭園遠足の小学生らしき集団が信号待ち。寒いからニット帽ではあるものの、お揃いの黄色い帽子ということはやっぱり1年生か。

ここで旦那さんとレンズを交換し、魚眼タイムに突入。いや、2個常備しといても常用するレンズじゃないんでいつも順番に使うんすよ。

旧車も一応来るようだ。ただやっぱり前回書いた通り、ココの構造では低床車の方が人気ありそう。実際、観察していて現れた車両は大半が低床車。

鮮やかな花屋さんが、冷たい空気に彩りを添える。

そして電停南端へ。特徴ある全体の構造を示すには魚眼が最適だった。

大きな楕円の屋根。中央に地下鉄出入口と店舗少々。その周囲、屋根の下が電停。

通過する58系統は、東から西面経由で西へ。10系統は東から時計回りに折り返して北へ。60系統は西から時計回りに折り返して南へ。それぞれの経路を効率よく捌くループ。

と、ひとしきり楽しんだところで、そろそろ次の目的地へ移動しよう。

ちょうど都心に通じる U4 があるし、これでさくっとワープ。

ここもまた例によってオットー・ワーグナー。いちいち素敵。なおこの橋上駅舎、皇帝専用に作ったのにシシィさんが一度使っただけで、肝心の御本人は一切利用しなかったとかなんとか。もったいない。鉄属性はお持ちでなかったのか(そこかい)。

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