湘南も秋の賑わい (1) 彩色を装う

ビールをあまり飲まない実家から毎年のように回ってくる、お歳暮ビールのたらい回し。以前までスーパードライだったのだが、今回何故かプレモル。むしろ飲みやすいので、二次横流しせずおいしくいただきます。
さて秋景色シリーズ、今回は先月第4週のご近所から。

この日は昼から江ノ電界隈をぶらぶらすることに。いつものようにモノレールで一気に乗り込み、まずはおなじみ龍口寺。正確には、隣接している神社の境内。

一番綺麗な銀杏がこの微妙なポジション。車やら標識やらが立ちはだかる中、なんとか電車を入れようと試みる。

3連休ラスト。さらにお天気も良好。となれば、安近短を求めて繰り出した人も多かったようで。それは車道のカオスさにも現れており、絶妙な位置にバスが停まったりする。ま、そんなもんだ。

じゃ、ちょっと移動しますかね。例の如く今回も JR のパスを手に、江ノ島駅へ。

季節に応じたデコレーションが改札付近に施されるのも、すっかり風物詩となっている。

しかし、鎌倉方面ホーム端のこの注力度はいったい…。秋の味覚を焼く七輪から立ち上る煙。もはや居酒屋も顔負けである。

ここのホームがごった返すのにも慣れてきた。が、この日はいつにも増して人が多く、ようやく来た電車も対向待ちで5分以上動けなかったりすることもしばしば。

乗り込んだ編成のうしろ2両は、LED が本気出せるタイプ。えのんに紅葉をあしらった秋バージョンと、

銀杏がひらひらと舞うバージョンが交互に表示されていた。月毎にイラストが変わる幕車の伝統は、こうして無事最新技術に引き継がれている。

通勤も真っ青な密度の電車で、ようやく下車駅に到着。

極楽寺。散策目的の人が多く駅前に集っていた。我々はちょっとそこまで。

年季の入ったトンネルには、もう陽が当たらないお時間。そこへやってきたのは、以前ちらっと見かけた台湾ラッピング。橋の上では我々以外にも、コンデジやスマホを構える人が数人。

入れ違いで数分後にもう1本。特に鉄ヲタっ気のなさそうなふつーの人も束の間だけ撮り鉄になる、そんな江ノ電マジック。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。