かがやきの季節・湘南編 (2) 夕暮ながめ

当家のクリスマスディナーは本日繰り上げ開催。こういう時一番「豪勢に(当家比)出費した甲斐がある美味さ」が得られるのって、うち近隣だとやっぱり横浜そごうなんですよねー。
さて本日も冬の江ノ電巡りから。実は昨日も行ってきたのでしばらくこのへんの話になるよ。

海辺まで戻ってくると、素敵な光景が我々を迎えてくれた。

一度として同じ形状を持たない波しぶきと、泡立つ海面が、夕日を浴びてなんともいえない色合いに。これが妙にツボってしばらく海面と戯れることに。
ふと気づくと、旦那さんが遥か遠くにレンズを向けている。どれどれ。

淡いながらもしっかりした富士のシルエット。桃色を帯びる白波。その合間に、強い西日を受ける海沿いをことことと走る電車がほんのり光っていた。

その後すぐ、オレンジに染まりつつ我々のいる地点付近を過ぎていったのは、塗り直して間もない旧サンライン号を含む編成。あとでまた再会することになる。

それにつけても、陽の沈むポイントは季節によって随分と変わるものだ。

日没しそうな地点の真下に見えているのは伊豆。湘南から観た伊豆ってかなり南寄りだと思うので、さすが冬至前だけはある。海辺には夕日を楽しむ人多数。

全然シチュエーションが違うんだけど「夕日+海+男性のシルエット」って金曜ロードショーだなぁと昭和な感想を抱く。

鎌高へ向けて移動している間に、おひさまはもう店じまいモード。

ランニングや自転車が、湘南の日常を物語る格好の影絵になる。

しばらくすれば、残照が空じゅうを彩る。遥か上空を西へ向かう飛行機たちの、かすかに引くしっぽも染まる。

電車の窓もまた染まる。生身の視覚で見えているのと同じように、写真に残すのはなかなか難しい。

おや、旧サンラインが戻ってきたようだ。1501。

いろいろと大改造があったと話には聴いていたが、パンタのシングルアーム化に加え、幕もフルカラー LED に生まれ変わっての復帰。なんとクリスマスツリーつき。実は他にも絵柄があることが発覚し、後日再訪のきっかけとなった。

振り返れば駅もクリスマス色に。この飾り方は毎年定番のようで。

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