うちのなつやすみ ’13 (10) 芸能の聖地

台風過ぎてからかな、夕方の冷えが思ったより強くなった。そろそろ普段着をもう1段階アップグレードする頃合か。あんまり早くやりすぎると真冬に耐えられんのだが、やせ我慢して風邪ひくよりはましかと。
さて、引き続き夏の京都のお話を。

嵐山を後にして、ちょっと戻った駅で降りる。

上屋も赤ければ柵も赤い。背後にちらっと見えている施設に合わせたのだろう、と容易に想像がつく。

ここは車折神社。今降りた駅もズバリ「車折神社前」で、アクセスは抜群。おっと、この鳥居は神様専用の通り道のようだ。失礼しました。

なんといっても、境内にあるこちらの神社が名所となっているようだ。その名もこれまたズバリ「芸能神社」。

読んで字の如くのご利益があるのだろう、辺り一帯が奉納に訪れた芸能人の名前で埋め尽くされていた。全然知らない人も結構いたが、観た瞬間にあぁこれは黄門様の御一行ですねと一発で判ったりする区画もあり。あと、ヅカの方が多数観られたのはやはり関西だからか。

とにかくこの板の数がすさまじく、いつか境内全部埋まってしまうのではないかという勢い。そのボリュームに芸能界の広さを思う。

朱の板に圧倒されたところで、戻りがてらに鳥居の前でしばし立ち止まる。

すると電車がやってくる。鳥居と木々が額縁に変わる。

周囲はびっしり住宅街。神社に用のない人も、ちらほらこの駅を使っているようだった。

次の電車は、なかなか来ない上に大変混み合っていた。なんとか乗って、太秦広隆寺。

すぐ後ろからついてきたと思われる電車がスカスカで拍子抜け。なにかダイヤを乱す事象が発生していたのだろうか。

などと案じつつ、いつの間にか運用に入っていた旧色2両を忘れずに記録。

それにしても暑すぎて、活動に支障が出るレベル。これはいかんと冷たい甘味を求めてお店に入った直後、運行乱れの原因と思われるものが判明した。

回送の板を掲げてやってきた電車。先程の車内で漏れ聴こえた中の人の無線などを踏まえると、1両に故障が発生し、車庫へ引き上げるところだったのではないかと思われる。最繁忙期ほどじゃないとはいえ、混む時期におつかれさまです。

涼んだところで定番のお寺バック撮影もどうにか済ませ、また移動することにした。

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