たなばたのくる頃に (17) 都/終端の先

今回の台風は気がついたらすっかり通過していた。まあ毎度毎度直撃されても生活に支障が出るので、時々逸れてくれる方がありがたいね。
さて本日も引き続き、富山ちてつ界隈から。

乗破をめざして、丸の内まで引き返す。いかにも城のありそうな名称だが、現在は城址公園である。

乗り換えのため下車。せっかくなので本丸っぽいものと記念撮影などしていたら、我々の到着を待たずして目の前で目的の電車が発車。

しかたなく1本待ったらセントラムだった。ポートラムよりさらにいまどき風味を増した内装。あんまり電車の椅子っぽくないよね。

最初に観たのは銀色で、乗ったのは白。黒もいるようだが、この日は見当たらない。車庫かな。

その白セントくん(なんかちがう)で環状線の南半分を制し、再び乗り換えのため下車したのは西町。

ってまた目の前で発車パターンなのかなぁ。できれば渡るまで待っててー。
幸いこちらでは普通に待っててくれた。てか、乗り換え指定駅では接続とってほしいのが乗客としての本音。路面じゃ難しいのは百も承知なんですけども。

無事乗った 8001 で、2個めの終端に到着。環状線は文字通り輪になっているから、終端があるのは本線の2ヶ所のみ。

なわけで、もうひとつがこちらでございます。南富山駅前。えーと車止めはどこかな。

って全然ないし! むしろ延々と続いちゃってるし!
実はこのずっと奥に市電の車庫があるため、見かけ上はまったく終端らしきものが見当たらないというレアケースが発生していたのであった。線路と直交する遮断棒とか初めて観たわ。

なお、当駅はちてつの本業とでも言うべき鉄道線の駅も兼ねている。

駅舎の上にちらりと覗く踏切っぽいものは、研修用の設備だろうか。

ちょうど鉄道線に電車がやってきた。と思ったら、なんか見覚えありすぎ。旦那さんが元ネタに気づいた。おけいはんの元特急車・初代 3000 形にこんなところで再会するとはまた奇遇な。

せっかくなので車庫付近も見物。

わ、洗車機だ。ここ通ってるところ観れたら楽しそうやなー。

繁忙時間帯ではないので、車庫にはたくさんの車両たち。黒セントも庫内で寝ていた。

なお、車庫横の踏切はとてもゆるゆるだった。第四種踏切にしては長くないっすか。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。