100年ぶんの積層 (1) みおろす箱庭

バスに乗ったら、どでかい荷物やらペットやら抱えたご家族をかなり見かけた。ははぁ、帰省やな。夏休み分散だなんだ言っても、やはりこの時期がピークなのは変わらぬようで。うちもか。
ここからの話は7月最終週。体調を考えて無理はいかんねという話になったのと、天気もいまひとつな感じだったので、2人とも GR 片手にお気楽活動に行ってきた。

狙いはこちら。

うわー4年ぶりー。てか、4年前も似たような企画を観に来たような気が。

というわけで今回のお題は「東京の交通100年博」でございます。

一眼を持ってこなかったのにはもうひとつ理由があって、原則として撮影禁止のため。ただ、ごく一部は OK らしいと聴いたから、それなら手ぶらでは行けないなと。
で、そのわずかな例外がいきなりお出まし。

「旧東京市電ヨヘロ1形の実物大モックアップ」。近くに模型が置いてあったから、それを参考に改めて作ったようだ。むしろその模型がかなりの年季モノだったような気がする。

こういう装飾がいかにも明治大正風味でいいよね。
ちなみに車内にも入れたけど、吊り革はやっぱり革だった。ベルトっぽい質感だったから、ある意味リニア館の以上に革全開。

小物の実物や写真などをもとに、都電や都バスの歴史を順に追っていく構成。
しかし、車大杉で電車が立ち往生してる写真を観たら、都心の廃線もやむなしと思わざるを得なかったなぁ。その後のさよなら運転はニュース映像が出てたけど、とんでもない詰め込みっぷり囲まれっぷり。現代の葬式厨もびっくりだわ。ある意味で大らか。

途中に分岐点があって、「my つりかわ展」のモック展示。その奥でジオラマ展示をやってたので覗いてみた。ここは撮影フリーらしい。

あら、渋谷じゃないですか。バスもいるけど、電車がいた頃の風景をなんとなく想像できる。

何かと思ったら、まともに可動だった頃の勝鬨橋。しかも眺めてる最中に、係の人が夜モードに切り替え。

春の飛鳥山をうまいこと詰め込んだ一角も。

ちなみに、アスカルゴは別の角に潜んでいた。これはこれでやたらと出来が良い。

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