OtiS IV

ふぅ。月曜にいきなり仕事で出鼻をくじかれる出来事があり、その影響もあっていろいろ滞ってしまった。日々どうやって過ごしていたかを記録する意味も含めて、本当はこまめに書いていきたいんだけどね。まああれこれあると難しい日もありますわ。
さてお忘れかもしれませんが引き続き京都鉄博から。

今年の訪問では、もうひとつ公開されているものを観ることができた。

EF52 1 さん。なかなか年季の入った渋いお顔をされているのだが、

なんと扉が開いている。期間限定で順番にいろんな車両を開放しているらしく、たまたまこちらの公開にタイミングが合った模様。こういう古い車両の車内に入れる機会って意外とないし、では是非見せていただこう。

弁天町から引き続き展示されているこの電気機関車、昭和初期の生まれ。国鉄ですらない(鉄道省)かなりの古豪である。

車内はすごく狭い。正確に言うと、空間としてはそれなりにあるのだが、人間が歩ける通路は本当に1人分のギリギリ幅。両側面のそんな通路に挟まれた内側には、ごっつい電気機器がずらり並ぶ。もちろん効率は現代の機器の方が勝るのだろうけど、この物理的迫力には圧倒されるものがある。

運転台も、これまた狭い範囲にパズルのように詰め込まれた機器類。かつての設計思想に「居住性」の語句はなかったのだろうなと、限られたスペースのやりくりに思ったり。

そんな古豪が少なくとも昭和45年までは現役だったことを、掲示物が物語る。

まあ実はいまどきの車両もふたを開ければ機器類がぎゅっと入っているんだろうけど、きっとこれは昭和期の最先端。そういう意味では確かに、車両とは文化財である。

館内には他にも、西日本で馴染みの深そうな車両がたくさん飾ってある。

用途も動力も形状も皆それぞれ。

ひときわ高いお立ち台に載せられている EF 66。

これも時々 HM を入れ替えているようで、去年と今年では違うものがつけられていたが、高いところに設置されている理由はその足元。階段を降りると、車両の真下に通路が。

営業時にはまず絶対に観ることのできない、床下設備の数々をじっくり観察することができる。なお当家は訪問2回ともコレを通り、2回とも「あ、あそこに砂まく装置が」とまったく同じ反応をする。

その他の技術解説や動作体験は、お子様たちでたいそう賑わっていたので大人は観るだけ。どうやら保線作業体験などは人数限定で受け付けていたようだ。

なお、片隅にはいまや幻と化した翼型パンタグラフの動作体験コーナーもございまして。博総でやらせてもらったこともあるけど、この特殊機構がこうして形を残してもらえているだけでも貴重なことなのだろう。

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