OtiS IV

今年もゆかりの地に財政支援(おまけつき)を敢行。返礼品を3点選んだのだが、再配達となった2点を受け取るべく早めに帰宅したら、まさにそのとき玄関前にもう1点を手にした配達人氏が。いやー見事なタイミングでしたわ。
では引き続き交通博物館見物の巻。

ここの展示はわかりやすいな、と思ったポイントのひとつが年代表記。

例えばこちらの 728 号、見ての通り 1920 年製造。チェコ語の解説が読めなくても西暦数字なら余裕。後日改めて英字パンフを読み、いわゆる付随車であること、先の大戦中に米軍の空襲で大破、リストアされたことも判明した。パンフが詳細なのはありがたい。

先程のサロンカー(前回参照)同様、多くの車両はステップに上がって車内を覗けるようになっているのもうれしい配慮。

しかしまあとにかく所蔵車両数の多いこと。とても全車両みっちりとは見切れず、第一印象で気になったものを重点的に観察して回る状態だった。

なんせこの車庫、幅以上に奥行きもたっぷりあるんですわ。上が白、下が赤のおそろいカラーが続く合間に、アクセントとして歴代いろんな形状の電停が置いてあるのもナイス。

冷戦時代の車両を観れば、かつてソ連の影響下にあったことが一目でわかるのもまた味わい深い。国旗もそうだけど、その根元に燦然と輝く星とかズバリ直球っすね。

きっと車両単位では保存しきれなかったものも多数あるのだろう、行先幕(というより板か)や系統札も多数。おもしろいなと思ったのが、板に始発終点と経由地が書いてあって、横の矢印が回転することで進行方向を表現するタイプ。機械制御でない時代ならではの工夫が感じられる。

よくよく観ると遊び心が頭上に仕込んであったりなんかもする。

ヨーロッパ鉄道あるある「運行地域の紋章」も各車両についている。ここはもちろんプラハ市章ということになるが、年代によって絵柄が結構違うもので。

おそらくかなり古い世代はシンプルに城と門。門からのぞいているのは剣を持った兵士の手か。

かと思えば、それを取り囲むようにえらい精緻な描き込みがされているバージョンもあり。

その描画が整頓されてすっきりした印象になったものもあり。多分これがほぼ現行版じゃないかな。どのジャンルにおいても、デザインは時代を反映するもので。

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