OtiS IV

なんかここ数日、蝉っぽい虫の声が聴こえるようになってまいりました。早いなー、と思いきや、昨年も似たような時期から確認できてるんよね。なんだかんだで、季節は確実に前へと進んでいる。
では本日も後藤の見学会から。

庫内は、我々見学者向けにパネルやモニタを設置してあることを除けば「普段通りの現場」に限りなく近かった。平日ど真ん中であることも理由のひとつだろう。

情報も道具も整頓が大事。そして「馴れた作業も初心にかえれ」。うむ。馴れた撮影も初心にかえったらいいことありますかね。

昇降台車って、車両を載せた状態でジャッキアップできるやつ(前回参照)のことかな。ここで扱われる車種が一目でわかる。

引き続き隣の建物を見物。こちらは作業中のため、外から観るのみで。

ここで係員さんから思わぬ解説が入る。屋根の骨組みは、SL から出た廃品のパイプを再利用しているとのこと。へぇ。廃レールが駅舎の上屋になっている例はいくらでも観たが、こんなものまで。

そんな屋根の下では、たまたまレアものが検査中。

て、それかい! キヤ141系の実物を観たのはこれが初めてなんじゃなかろうか。西日本のみならず近隣各社をも一手に引き受ける大事な車両。こっち向いてるのが顔じゃなくて妻面なのは、外部に見せることを優先せず作業風景をほぼそのまま公開しているだけという、後藤特有の事情そのものに思える。

と、トラバーサで渡った先を進みつつ、ふと改めて対岸を眺める。

基地としてはごくごく一部に過ぎないこの一角。それでも、西の気動車すべてと一部の電車をまとめて面倒みているだけのことはある、幅広いラインナップの一端を感じることはできる。…ん?

くろしおさんじゃないすか。何やってんのこんなとこで。そういや、昨秋に和歌山からは引退したんだった。塗り直してやくも化するんじゃないか、と旦那さん。

他にもちょっとした小物がなんとなく気になったりするもので。

はて、ゴミのことをスキットと呼ぶのはローカル文化なのだろうか。自分が知ってる「スキット」はラジオの英会話とかでやる寸劇くらいなんで。

突き当たりのところにあったアイテムは、公式に説明が行われた。なんと明治期英国製の柱。後藤ができる直前に無くなった、官設鉄道の神戸工場から廃材を引き継いだという。

実物の刻印が読めるというので読んでみた。HAMILTON’S WINDSOR IRON WORKS LIMITED LIVERPOOL. うむ、確かに。イギリスですね。

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